2024年08月21日

2024年夏 18きっぷの旅第2日目 津山・岡山

(他所で書いたものの転載・一部加筆です)

18きっぷの第2日目(旅行日:8/13)は、岡山県の津山市と岡山市です。

え〜と、津山は「ホルモンうどん」を食べたいというだけの動機です。

岡山は日本三大庭園の一つとも言われる「後楽園」に行ったことがなく、夏の間は夜間開園をするそうなので、その見学が目的です。他にも博物館とかいろいろあるのですが、月曜休日後の火曜日なので、おもしろそうなところは殆ど休みでした。隣接する岡山城も夜間ライトアップがあるので、行ってみようと思います。

この日も早朝発で姫路へと向かうのですが、車内迷惑行為による遅れで、予定した乗り継ぎができず。

検索すると次は姫新線周りの方が早いみたいなので、姫路から姫新線に乗り換えます。

ただ、上月から先の列車が少なく、1時間半待ちくらいになるんですよね...

途中下車して観光したいところもなく、 終点1つ手前の佐用で高速のインターまで歩き、高速バスに乗り換えることにしました。大阪から津山って普通なら高速バス1択なんですよね。

佐用駅から約40分、3km弱歩いてバス停到着。

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ここ、かなりややこしくて、インターの料金所前に行ったら戻る向きに「高速バス」と矢印の看板。数十m戻ったところのファミマ横に通路があり、入り口に小さな表示板がありました。

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お盆の渋滞のせいか十数分遅れてバス到着。結構混んでいて、途中から補助席に座るお客さんも出ました。

津山ICバス停で結構下車。近くにイオンモールがあり、ロードサイド店舗も多く、休日で遊びに来たのか外国人の多人数グループが降りて行きました。佐用も駅付近よりIC付近の方が店も多く、津山も津山ICのある東津山駅付近の方が賑わっている感じでしたね。

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15分ほど遅れて津山駅着。以前来た時から駅前の整備が進み、お店も入れ替わった感じですね。


駅近くの店に行くと満席。ボックス席が空いたものの、カウンター席が空くまでしばらく待たされます。
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「ホルモンうどん大」900円。ホルモンはシマチョウ。思っていたよりかなり酸味の強いソースでした。なお、B級グルメなので、この手の店は多くが喫煙可みたいです。幸い隣の方ではなかったので大丈夫でした。
津山ホルモンうどん研究会

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津山線の普通列車で岡山へ。

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駅そばに「津山まなびの鉄道館」という施設があるんですが、今回は立ち寄りません。

津山線は2回ほど乗ってるんですが、車窓が割と単調なのか寝ちゃってるんですよね。ですので3回目の正直...と頑張りましたが食後の眠気が遅い、1/3〜1/2くらいはやっぱり寝てました。岡山寄りの方が山が迫っていたのは意外でしたね。

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岡山駅到着。東口1番乗り場から後楽園(正門)行きのバスが出るんですが、これまた2社あってややこしい。

直通バスはどちらも運休中、岡電バス18番は約20分毎、後楽園前バス停に行くが、天満屋経由なので時間がかかる。宇野バス東岡山線は約1時間毎、直行するが後楽園前ではなく少し離れた「浜」バス停から徒歩、岡山駅始発でないので来る時間は少しズレる、ということのようです。先に来た岡電バスに乗りました。

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後楽園前バス停着。

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道を渡るとすぐ入り口です。

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夜間開園の案内。

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岡山城との共通券720円を自販機で買って、入場。

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入ってすぐ左の方に水路があり園内に水を取り込んでいます。今は川の水ではなく伏流水を使っているそうです。

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庭園に似つかわしくない幅広で直線の道ですが、ここは馬場で、建物は殿様が観覧する「観騎亭」だそうです。流鏑馬ができそうですよね。

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茶室や東屋(釣殿)のある島がある「沢の池」

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錦鯉が泳いでいます。エサも売ってますよ。

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手前の水路は先ほどの水路から流れてくる曲水で、左側にある築山の周囲をぐるっと周っており、向こうの沢の池よりも水面が高くなっています。池の向こうの建物の左端が藩主が訪れたときに居間になる「延養亭」だそうです。すべての建物内部は公開されていませんが、「延養亭」を除いて有料で貸し出されているそうです。

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築山を登っていくと、こんな感じに見えます。

日本三大庭園(誰かが勝手に決めたんでしょうけど)は水戸の偕楽園、金沢の兼六園、岡山の後楽園なんだそうですが、高松の栗林公園の方が良いともよく言われます。私も栗林公園が好きですね。

距離的にも近く、気候がほぼ同じの後楽園は栗林公園に似ている感じがします。兼六園はちょっと渋すぎ、偕楽園は規模が小さいので、個人的にはここ後楽園と栗林公園が気に入りました。

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日本庭園の中に田んぼがあるんですが、初期の後楽園は芝でなく田園風景だったらしいです。これはその名残だとか。
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田んぼの右上は蓮池です。

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時期的にも遅いし、午後なので咲いているのは一輪だけでした。

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通路を挟んで反対側は茶畑になっています。

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曲水が築山を周って出るところにある「流店」という建物。

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曲水の本流は傍を流れていくのですが、

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一部が建物の中央を流れているのですね。ここだけは幾分涼しくて、猛暑を避けて大休憩している方がたくさんいます。気持ちの良いところですが、土足厳禁かつ「足を浸けないよう」注意書きがありました。

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ね。

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八橋。周囲はカキツバタだそうです。

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背景には岡山城。

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「千入(ちしお)の森」モミジ(楓)が多数植えられています。

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その奥にはサクラ。

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痛んでいる木が多いようで、結構伐られていました。

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さらに奥にいくと梅林。

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花交(かこう)の滝。

ここが曲水の終わりになります。

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蘇鉄(ソテツ)畑。南国らしい植物として人気だったそうです。これはその一部で、規模はかなり大きかったです。

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エサに群がる錦鯉。

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水の眺めに優れているという「廉池軒」と曲水の途中にある池。

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「延養亭」の側面、西側です。

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奥は蓮池になっていて、迫力のある巨石があります。

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「大立石」と呼ばれ、巨大な花崗岩を九十数個に分けて運び、この場所で組み上げたそうですよ。
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曲水に映る松。

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一旦見学を終えて、南門から旭川を橋で渡って岡山城の方へ移動します。この場合の再入場は大丈夫みたいです。
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川にはスワンボートとピーチボート。

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岡山城の入り口(北側)です。

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昔の建物跡を示した中段から、本丸の方へ。

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岡山城。1966年に再建されたものなので、内部は「博物館」です。おかげでエアコンが効いていて助かりました。陽が傾くまでゆ〜っくり見学。手前の傘は夜間のライトアップ用。

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金鯱ですね。

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後楽園南部の向こうに市街地東部。

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夕陽に照らされるようになってきました。

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金属部が夕陽を反射し、燃え上がるようです。

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振り向き見上げると半月、上弦の月ですね。

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やっと暗くなってきました。雲が高いのは空気が乾いているからでしょうか。

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灯りが入ります。

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なかなか綺麗なものです。家族連れもカップルも外国人もいっぱいです。

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城を出て後楽園に戻ります。

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旭川にかかる「月見橋」を渡って、

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再入場すると園内はこんな感じでした。

全園見学できるのではなく、北半分程度、主要ルートに限定されています。

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いよいよ暗くなってきて、

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築山は石の階段で危ないので一方通行でした。

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築山の上から「延養亭」の方向。

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曲水に沿ってのライトアップ。

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「延養亭」の壁にプロジェクションマッピング。

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浮かび上がる竹林と松。この後退場しました。

私としては岡山城の方が統一感もあり、企画として凝っていたように思いました。 これほど暑くなくてもう少し体力も時間もあったなら、もう一度登ったかもしれません。

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「月見橋」の上から岡山城。

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「月見橋」の路面も、美しくライトアップされていました。これが意外に良かったかも。

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「城下」電停から、路面電車で岡山駅に戻ります。

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お土産、駅弁、飲み物を買って、帰りの電車で夕食と思ったのですが、立ち客もいるかなりの混雑。赤穂線回りで帰ることにしました。この日は日生(ひなせ)で花火大会があるので、帰り客のため6両に増結されており、岡山出発時はガラガラです。

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駅弁です。岡山は乗り換え駅なので、種類も豊富です。中身は...撮れてなかった...

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日生到着直前に花火が!

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いい夏の思い出になりました。日生からの混み具合もすし詰めまでにはならず。

ただ神戸線でトラブルがあったらしく、電車が遅れて帰宅は0時を過ぎてしまいました。

楽しかったけど、あーしんど、の1日でした。
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2024年08月20日

2024年夏 18きっぷの旅第1日目 犬島〜犬島精錬所美術館と製錬所跡、歩いて一周、芸大生の彫刻と犬島「家プロジェクト」など

(他所で書いたものの転載、一部加筆しています)
部活の合宿引率が終わり、やっと夏休みに入りました。
今年は息子が受験で物入りのため、あまり遠出はせず春同様に18きっぷで日帰り中心の旅行をしようと思います。普通列車(快速等含む)のみ5日分、まず初日は山陽本線を西へ向かいます。
前日まで岡山から津山方面に行くか、瀬戸大橋を渡って高松から船で帰ってくるか、あるいは岡山市内、主に後楽園を見学するかと考えていたのですが、早朝の電車に乗って岡山県の観光サイトを見ていると、
「犬島」の情報は「岡山観光WEB」で。
見つけてしまった、良さげな場所、犬島。

有名な直島、豊島と同様にベネッセの美術館、それも産業遺産を利用したものがあるとのこと。
犬島|島々のいまを知る|島×アートの魅力 | ベネッセアートサイト直島
冬を除く土日の開館日だけは、JR赤穂線の西大寺駅から臨時バスが出て、犬島への船便に接続するそうです。1日1往復だけですが、大阪早朝発の快速で発てばうまく間に合います。

播州赤穂駅で赤穂線に乗り換え。
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いま赤穂線は国鉄型115系の天下みたいですね。

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はだか祭りで有名な西大寺に到着。

しかしバス乗り場がわからず、駅舎を背に左側から駅前ロータリーを1周。
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何のことはない、駅を出て右側にあったのでした。見つけられなかったのは、停留所の標識が駅舎出口からの視線と並行になっていたからでした。標識の角度を考えて欲しい(というか普通ならバスは駅正面に着けるでしょうに)と思いました。

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ほどなく、屋根の上が大きな一風変わったバスが来ました。

両備バスの「レジャーバスポット」
子どもたちが降りたくなくなるバス「レジャーバスポット」誕生 | 両備グループ 公式サイト - Ryobi Group -

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整理券の横にビンゴカード

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後輪上の座席の代わりに絵本

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もう一方には犬のぬいぐるみと、ダミーの「いくら押してもいい降車ボタン」

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この椅子の形だと水戸岡氏デザインなんでしょうね。

あと、写真撮れてないんですけど、ガチャガチャもありました。

運賃は510円。交通系ICカードが使えます。

降りて港の方に5分くらい歩きます。

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犬島行きの船乗り場です。

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いわゆる高速船タイプですね。運賃400円。

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快晴で揺れはまったくありません。

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犬島が見えてきました。(と思ったら実は右側は別の島「犬ノ島」でした)

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落書き風ですが、歓迎されているのですよね?

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桟橋から島に入ると、

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水道記念碑、高い山のない小さな島ですから、水には苦労したのでしょうね。

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美術館(精錬所跡も含む?)や古民家プロジェクトの見学にはチケット(2100円)が必要です。

10月からは予約制になる(当日売りもあるが2300円)みたいです。

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これがチケットセンター。

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この道を進んでいくと、製錬所跡の美術館になります。

が、私は集落への道の方へ進みました。他の島と違うのは、鉄筋コンクリートに建て替えられた建物が少ないことですね。古民家を保存する方向なのでしょうね。

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「家プロジェクト F邸」解説員さんによると、ビッグバンからの生命誕生を表しているということでした。確かにDNAみたいですね。両脇に小部屋があり、

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左側、

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右側です。左が動物、右が植物を表しているのでしょうね。

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この古民家(改装されている)の外観です。

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東海岸の製錬所の方に向かいます。

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煙突が見えてきました。

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入り口は廃墟感たっぷりです。

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黒いカラミ(鉱滓)レンガの壁、あまりにキレイなので昔のものを積み直しているのだと思いましたが、製錬所の遺構そのままなのだそうです。操業期間がわずか10年と短く、痛みがなかったのも関係しているのではないかとお聞きしました。

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この遺構が一種の芸術ですよね。

ここで「犬島精錬所美術館」に入館。撮影禁止かつネタバレしないほうがおもしろいので、内容については書かないでおきます。

※ここは「製錬所跡」なんですけど、「精錬所美術館」なんですよね。最近の化学では区別をしていますが、昔は曖昧だったので「犬島精錬所」だったようです。

11:40頃に入館したんですが、製錬所跡の解説ツアーがちょうど11:40発だったので、そっちを先にしたほうがよかったのかもしれません。島の見学を終えて時間があれば、次の14:40発に参加します(しました)。

別に個人でも見学は可能なので、見学コースに入ります。

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美術館の出口(解説ツアーの集合場所)

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切り出した跡が残る石材の階段を登っていきます。

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半ば崩れている煙突。(後の解説で、落雷があったとお聞きしました)

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崩れたところから芽を出す植物

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で、残った側は後ろに反り返っているという...

もういつ崩れてもおかしくない長崎の軍艦島のような状態です。

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後の解説によると、右手前は溶鉱炉で、奥は資材置き場ではないかとのこと。操業停止が1916年なので、詳しいことを知っている方がもうおらず、わからないことが多いそうです。

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「犬島精錬所美術館」の方を振り返ります。見学ルートには見学や写真撮影に邪魔にならない低い柵が張られています。

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カラミレンガの小部屋と、蔦に覆われた煙突。

これも後の解説によると、島のおばあちゃんたちの遊び場だったとのことです。

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足元は鉄分を多く含んだカラミ(鉱滓)ですね。炭鉱で言う「ボタ山」みたいなもののようです。

自然の山の間を鉱滓で埋めたのかもしれないですね。

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後の解説ツアーはここまででした。行きたい人は山道を歩いて進むことができます。雨天だとキツイかもしれない。

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森の中を歩いていくと、

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壁だけが残った大きな遺構がありました。

これも後の解説によると、発電所跡なのだそうです。

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海に面しており、見学していて気持ちがいいです。

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森の中を歩いて、島の南海岸へ。
ここまでが美術館の敷地のようです。

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島の南側にはベネッセが来るよりも先に、芸大の学生が作成した彫刻群が並んでいます。(ベネッセのページには紹介なし)これは名古屋芸術大学の学生による「犬島に生きる石」

犬島に並ぶ石の彫刻ホームページ

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腐食した金属片が落ちていたので、金属部があったのかと思いましたが、そうではないようです。

元々彫刻は砂浜にあったようなので、護岸上に移すときの道具でしょうか?

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近くで見るとこんな感じです。

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築堤が曲線状に伸びていて、 この作品と一体なのかと思ったらそうではないようです。

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西側に伸びる砂浜を進んでいきます。

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これは愛知県立芸術大学の学生の作品。

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これは大阪芸術大学の学生の作品

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イノシシはいるようです。山に入る時は注意ですね。

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京都市芸術大学の学生の作品

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これは芸術作品とかではなく、カヤックですね。
海は穏やかなので楽しいでしょうね。

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途中で道がなくなり、本当に浜辺を歩いていくことになります。

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角張った石は自然の侵食によるものとは思えず、石切場かそこで出た不要な石を捨てたのでしょうね。

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通過して後ろを振り返るとこんな感じです。

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「 INUJIMAアートランデブー」の作品、「光と内省のフラワーベンチ」

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このアングルで紹介されているのは見たことあります。(確かJR西のパンフレット)
犬島とは知らんかった。

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ここから先は現役の石切場のようです。もちろん立ち入り禁止。
他の瀬戸内海の島々と同様、犬島はもともと花崗岩の島で、特にキメが細かく「犬島みかげ」として広く利用されてきたそうです。

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海沿いに進むことはできないので、半島部の付け根を横断します。
日差しが強く、景色も沖縄の離島のようです。

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分岐路にきました。左からやってきて、右の方へ進みます。

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看板も何もない、「犬島 くらしの植物園」
ベネッセのプロジェクトの一つですが、無料。募金箱があります。

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庭好きな人なら絶対気にいる場所だと思います!

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温室内に募金箱、来訪者ノート、飲み物の販売があります。
麦茶150円で、島内では一番安いかもしれない。

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募金の代わりに、草引き等の「作業を手伝う」というのもありみたいですが、教えてもらわないと花を抜きそうです...

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ベネッセとは別の企画による「犬島の島犬」

犬島ハウスプロジェクト

犬島自然の家を通過し、北に出ると、

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天満宮がありました。ここから東へ港の方に戻りながら見学です。

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何だかわからない金属のシャチホコです。銘板には「GRAND COBRA SHACHIHOKO」と記されています。


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犬島「家プロジェクト」I邸 庭から見ていきます

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室内の作品 ネタバレになるので解説はしないでおきます。

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お隣のUkicafeで昼食。

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古民家を改装した店内(犬島の飲食店は、ほぼこのスタイル)

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バジルとプチトマトを添えたボンゴレ(少し食べてから撮影)1300円

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その北側の堤防上のアート作品「sprouting 01」

犬島「家プロジェクト」C邸、撮影禁止(見て記憶に留めてほしいという作者の意向だそうです)のため画像なし。

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中の谷東屋 行ったら必ず椅子に座ってくださいね 何が起こるかはお楽しみ

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犬島「家プロジェクト」A邸 中に入れるので、ここも中央の椅子に座ること

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犬島「家プロジェクト」S邸 「コンタクトレンズ/2013」

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このあたりがちょうど製錬所跡の裏側になります。手前の池は採石場跡だそうです。

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14:40の解説ツアーに参加しようと、地図にある道を進んだら閉鎖されてました。道理で草が茂っていたわけだ。

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F邸の下を通過して、製錬所跡に戻ってきました。

解説付きのツアーに参加します。参加者は私とカップルの計3名。

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「犬島精錬所美術館」屋上からの眺め。

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実はこの美術館、環境に優しくということでエアコンがありません。

しかし展示室が温度変化の少ない地下〜半地下にあり、左の温室部の暖気を上昇させて煙突で吸い上げる気流の流れを作ることで、夏でも比較的涼しい室温を保っています。鍾乳洞や観光鉱山のように「涼しい」どころか「長袖でないと寒い」ほどではありませんけどね。

また施設内の排水は右の細長い池に蓄えられたのちに植物に灌水され、入場客が増えるほどに植物が育つしくみになっているそうです。

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15時ごろ、東向きの発電所が逆光になりました。

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近くに生えていた樹木の実、何でしょうね?
(後で調べたら、ヤシャブシかハンノキみたいです。荒地に生える樹ですね。)

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今度は、まっすぐチケットセンターの方に戻ります。あれは何の作品かなと行ってみると、

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ただの椅子でした。(プラ製)

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灯台がいい感じです。

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宝伝港への帰りの船。

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犬島港を発ちます。

運賃は下船時に支払い、また5分ほど歩いてバス停へ。(港そばのバス停は停止中のようです)

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帰りは普通のバスでした。

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西大寺駅で帰りの播州赤穂行きを待っていると、先行する長船行きは国鉄色115系、内部もボックスシートでした。懐かしいので、2駅だけ乗車。


犬島、良かったですよ。産業遺産好きには特にオススメです。土日の早朝に発てば大阪からも十分日帰り可能です。自動車なら宝伝港に駐車場があるようです。

ただ島内ではほぼ屋外を歩くことになるので、 夏は暑いこと、雨天・荒天だと行動が制限されることはご承知ください。冬は美術館(製錬所跡含む)は閉館です。

今回は、天候は快晴に恵まれましたが汗だくになったので、着替えを持っていけばよかったなと思いました。

飲料水の自販機は、港、ビーチ、犬島自然の家にあったと思います。また、チケットセンター、美術館出口、くらしの植物園でも水や麦茶の販売があります。夏に行かれる方は熱中症にならないよう、お気をつけください。海辺なので街中より暑さはマシな感じです。
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2024年06月21日

中国144時間通過ビザ免除の旅第4日〜香港「乗り物」観光


中国144時間通過ビザ免除の旅4日目、最終日香港です。

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機内軽食(杭州→香港)

香港航空の機内食はコロナモードのまま戻っておらず、フルサービスからMCC.最近はLCCにも近づいていると言われてます(親会社海南航空が経営不振)

しかし、このパン、ソーセージの入ったデニッシュなのですが、かなりおいしいです。短時間のフライトではちょうど良い感じです。


航空券が単純往復だと中国を「通過ビザ」(日本人は制限付き免除)にできないので、三角形に移動しなければならない、そのための香港立ち寄りです。香港・マカオ・台湾も外国扱いになります。

今回は子どもに経験させることも目的なので、「違った中国」を見せるのも良いかと思い、香港で長時間トランジットにして市内を回りました。

でも香港って見所はたくさんあり、半日強で見られるところはさほど多くありません。鉄&飛行機好きな父子旅なので、普通の観光はせず「乗り物関係」に限定しました。


まずは香港トラム
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地下鉄と並行していますが、運行頻度は高く、運賃も若干安いので、いまも地元の足として、さらに観光客にも利用されています。地下では見えない「香港らしい風景」を見ることができるのは大きなポイントですね。いや〜、結構楽しい。

以前妻と香港に来た(1999年)頃には、集団スリがいて治安がよろしくないという評判だったんですね。いまは全然そんなことはなさそうです。
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香港トラムでも特に有名な、春秧街です。商店街を2階建トラムがゆっくり走ります。北角(NorthPoint)折り返しの車両だけが通るループ線ですが、乗ったまま1周することができます。


ここはもう名所の一つなので、スマホで撮影している方も多いですよ。ただ自分が撥ねられないようよう気をつけてください。
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昼食は近くのパン屋さん(ここも有名らしい)で 購入。
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パイナップルパン
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それと肉まんみたいなのと、生姜味のういろうみたいなの、
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歯形が汚らしくて申し訳ないですが、こんなのです。
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おいしい。

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北角の埠頭(東)から旧空港のあった啓徳(カイタック)へのフェリーに乗ります。


スターフェリーと違って純粋に交通機関なので、ごくごく普通の船です。
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九龍側ではヨットのレースか練習のようです。一人乗りでしたね。
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埠頭を離れます
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少し距離が離れているので、香港島と九龍半島の間を海峡として見ることができます。
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啓徳空港跡の南側は、クルーズ船埠頭になっています。
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で、その東側には小型の飛行機を展示した公園があったのですが
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...コロナ隔離施設になってしまいました。

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飛行機自体はいまでもあるようです。

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観塘を経由してマリーナの中に入り、 啓徳に到着。ここ結構不便なところなので、便数は少ないもののフェリーはありがたいです。

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ここからエレベータで上がると、

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北側はこんな感じ、

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南側はこんな感じ、屋上には庭園があるそうです。建物内はクルーズ船乗客のための施設や出入国管理エリアなので入れないようです。

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近くまで行けるかと思いましたが、いまは無人の隔離施設内のため近づけないようです。

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滑走路の方位を示すサインですが、本物ではなく色レンガでつくった「イメージ」のようです。

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息子はがっかりしてました...

気を取り直して、次は「格仔山」というところに向かいます。時間節約のためタクシー利用。
クルーズ船施設のため、タクシースタンドがちゃんとあり、客を待っていました。

タクシーを降りて、急坂を登り、こんなところへ。
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さらにこんなところへ。整備されてはいますが狭い道です。

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山の斜面にこんなものがあるんですね。

これは旧啓徳空港のアプローチ、いわゆる「香港カーブ」の目標になるサインです。

ジャンボジェットが香港の高層住宅の「洗濯物を引っ掛けて飛ぶよう」と言われた着陸経路で、まずこれを目標に飛んでいたらしいです。で、市街地上空で大きくターンして啓徳空港の滑走路に降りたと、
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ここは夜間用の電光表示があったのでは?

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いかに急斜面かお分かりになると思います。隠れた名所になり、人がたくさん来るようになって危ないから整備されたのでしょうね。

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バギーを押してきている人もおり、もう少しマシなルートがあるのだろうとフェンスで囲まれた公園を逆回りに回る道に入ったのですが、...山道でした。

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坂道を登ったところのT字路の、来た時とは反対側にある階段に出てきました。

あのバギーはどうやって持ち込んだんだろう?



近くの楽富駅からMTRを乗り継ぎ、中国との国境羅湖の少し手前にある太和駅まで。

そこから線路沿いに少し戻って、

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香港鉄路博物館という施設です。

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博物館とはいっても入場無料でそれほど大きい施設ではありません。

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親子連れに人気のスポットですね。

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昔の九龍〜広州鉄道で使用された車両を中心に保存しているようです。

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客車内に入ることもできます。

車両数はそこそこあります。



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帰りは大埔側に出ることにしました。途中のパン屋さんでエッグタルトがおいしそうだったので、2つ購入。プリンみたいでうまい!

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市場2Fのフードコートで生姜湯に芋団子を入れたようなのと、ココナッツミルクのデザートを食べました。

この後、歩いて大埔駅に出て、MTRの1等(頭等)に乗ったら...

なんと座れませんでした。結構混んでるんですね。九龍塘からは空いてきましたが、せっかく高い運賃を払っても座れないとガッカリです。

會展で降りると、すぐ近くにスターフェリーの湾仔(ワンチャイ)埠頭。
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香港で一番夜景が綺麗なのは、ヴィクトリアピークでなく、

九龍半島先端の尖沙咀(チムサチュイ) でもなく、

スターフェリーだと思います。

湾仔→ 尖沙咀、一旦降りてネイザンロード、重慶大厦(チョンキンマンション)を子どもと見学し、再びスターフェリーで尖沙咀→中環、

ここで 城巴(CityBus)のオープントップバス"Rickshaw"(人力車)バスのナイトツアー、これがいま乗り放題100HKD(1回乗車は42HKD〜84HKD)のところを外国人は何と1/5の20HKDで乗れるので、着いてすぐにチケットを買ってあった(夜には売り切れでした)のですが、

長蛇の列...絶対2階に乗れる人数では無いので、先に夕食に行きました。

MTR港島線天后駅すぐ近くにある華姐清湯腩

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20分ほど外で待ちましたが、

いやあスープが絶品ですわ。上海や烏鎮で食べた麺、あれもそこそこ美味しかったけどここはもう格が全然違います。

相席の香港人も「日本人か」「ここのは美味いだろ!」と英語で話しかけて来られました。

物価高騰で値段はちょい上がってました(GoogleMapに現在のメニューの写真を投稿しておきました)が、それでも「安い」と思えるほどの味わいでしたね。

食べ終わって、再び中環のスターフェリー埠頭前バス乗り場へ。


21:30発は、2階席で1/2くらいの乗車率。19:30は避けた方が良いのかも。

で、動画内で書いているのですが、

これ「観光ツアー」とは違います。

シートベルトもない吹きっさらしの2階席で、

通常の市内バスと変わらぬ攻めた運転のスリルを楽しむ、

「アトラクション」

ですね。途中で降りるつもりでしたが、最後まで50分通しで乗りました。 アトラクションですから。
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その後は銅羅湾のスーパーに土産の買い出しに、2階建トラムで往復。時々「大丈夫か?」というくらい揺れましたが...

香港駅から空港までAEL、同日内の復路は無料と聞いていたので乗ろうとすると残額不足。

駅員に「(英語で)帰りは無料やて聞いたんやけど?」というと入れてくれました。

が、どうやら帰りの分はオクトパスから差し引かれないだけで、残額が無いと公式には乗れないみたいです。香港も結構初見殺しのシステムがありますが、「安くなる方法」を求めなければあまり問題ない、安さを求めるといろいろトラップがある感じですね。空港の両替所横のATMなんて昔から

「常に故障中」

だと言われてましたし。


帰りの関西行きは2:50発。深夜は空港ターミナル間の列車が止まるので、バスでターミナル間を移動します。これが滑走路の下を地下道で抜けていく、普段は見れない空港の裏側が見られるのでおもしろかったです。

香港航空は機内食がコロナ対応で「菓子パン1つ」になってからコスト削減のためか復活していないんですけど、これが実は美味しいと評判で、杭州→香港のときもおいしかったので期待してたら、
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深夜便のためかスナックだけでした...これもかなり味は美味しかったんですけどね。

香港航空乗る人は、食料は持ち込みましょう。

追記:関西空港は、Visit Japan Webやってないと行列させられます。事前にやっておきましょう。
posted by malay at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 父子旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中国144時間通過ビザ免除の旅3日目〜杭州西湖

(今さらですが、2024年1月6日の旅行記です。SNSに書いていたものを編集してアップしています)
中国の観光地を調べていて思うのですが、中国人って「湖好き」ですよね。
日本人にとってはただのダム湖にしか思えないところでも、結構観光開発されています。
湖に小舟を浮かべて舟遊び、というのが中国人の原風景なんでしょうね。

その原風景をリアルに見せてくれるのが、杭州市街地西側に隣接した西湖じゃないかと思ってました。実は世界文化遺産でもあります。

日本人にとっては強い思い入れのある場所ではないものの、行って「イマイチだった」という話も聞きません。(割と良かった、くらいが多い)今回は上海だけではつまらないし、烏鎮で2日はもてあますし、じゃ杭州行って中国人の求める風景とは如何なるものか見てみるか、という考えで行程に入れることにしました。


烏鎮から直接空港に入ったのは、宿を空港にとったから。翌日の香港行きが朝イチの便なので、市内から地下鉄だと2時間前に間に合わないんですよ。

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ハイアットプレイス杭州蕭山国際空港です。息子が飛行機好きなもので、エアポートビューの部屋にしました。

ただ烏鎮からのバスが国内線ターミナル出発階に到着、ここからホテルのある国際線のターミナル4まで迷いに迷って(書かれている案内を読むと迷う、読まない方が良い)到着しました。スマホ決済もそうですが、初見殺しの多い中国です。香港もそれに近いですが、あっちはカネさえ払えば解決することが多いように思います。

早めにチェックインできたので、荷物を置いて地下鉄を乗り継ぎ鳳起路駅へ。

駅近くのフードコートで昼食に点心
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水晶エビ餃子、蜜汁チャーシュー包、牛肉蒸飯

そして西湖へ。結構な人の波、混んでたらいやだなあ。

一番懸念していた湖内の島である小瀛州 (三潭印月)に行く遊覧船は、少年宮前の乗り場から立ち席ですがあっさり乗れました。大人70元、学生(18歳まで)は50元だったかな?

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写っているのと同型の船で出発!ところが...

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女性2人の乗った手漕ぎボートが立ちはだかるように目の前に...

いままでボートに乗ったことがないのか、操船にはかなり苦労して、
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やっと航路を空けてくれました。いや、日本レベルなら絶対に桟橋の前はボート禁止ですが、中国は規制もしないし、それに対して怒る人もいません。大らかなんですね。

よくマナーがどうのとか言われますが、平均で見るとそれほどでもなく(今でも気になるのはタバコくらい) 、いろんな人がいる「標準偏差の大きな国」という印象です。そして寛容ですね。

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船内では解説が流れているのですが、もちろん中国語でわかりません。私の中国語は「旅行ができる」レベルなので。

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観光船、チャーターの船頭がいる手漕ぎ船、レンタル電動船、池にもありそうな手漕ぎボート、

あまり規制がなく好きなように舟遊びを楽しんでます。

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遠くに見える市街地のビル群。

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こういうデザインの船は、いかにも中華文化圏っていう感じですね。日本だったら海賊船にするかな。

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小瀛州 (三潭印月)に着きました。もっと小さい「湖心亭」の島にも行かれた方の旅行記があるのですが、立ち寄っている船は見かけませんでした。

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ここは島の中にまた湖があり、その中に小島があるというリトルなんちゃらのような構造の庭園になっています。私は庭園が好きなんですけど、息子は興味なし。ちょっと連れてくるのは間違ったか...

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1元札の裏に印刷されている3つの灯篭、ここに月が映えて 「三潭印月」だそう。

「西湖十景」の代表的な風景です。観光客は 「西湖十景」巡りをするんですね。蓮の花とか、雪とか季節要素もあるけれど、それ以外は湖を1周観光すればだいたい見ることができます。

日本人は世界遺産とか権威(ブランド)が好きですが、中国人も大好きですよ。

西湖の南西側にある「花港観魚」 (これも西湖十景)の桟橋へと渡ります。

北宋の時代に蘇軾が西湖を浚渫して築いた「蘇堤」を少し歩いて北側へ、

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さっきまでいた小瀛州

蘇堤の反対側は静かな湖(西里湖)です。
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公園の池に確かに錦鯉がいる(花港観魚)のを一応確認して、南の丘の上にそびえる雷峰塔へ。

途中で飲み物を買ってベンチで一服していると、大学生くらいの若者が「よく落ちる洗剤」を宣伝に来ました。日本人だからわからないと知っても、結構頑張ってPRしてきます。決して人は悪そうじゃなかったんですけどね...
ネットワークビジネスの類でしょうか?

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西湖南岸の丘に聳える雷峰塔、大人40元、学生20元です。ここは良心的なお値段。

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元々の雷峰塔はかなり昔に倒壊してしまい、その遺構を展示しています。

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そしてその上を覆う形で新しい雷峰塔が建てられました。デザインも景観とマッチしており、よくできていると思います。エレベータで上がります。待てない人は階段で。

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上から入り口側を見下ろすとこんな感じ。ちなみに上のお寺も西湖十景、もういいか...

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中央の島が小瀛州 (三潭印月)です。

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「花港観魚」 側、蘇東坡の築いた蘇堤。

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市街地側です。

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エレベータで上がった階の上にもう1層あり、これはそこの天井。

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降りてきてトイレに行ったら、消臭剤ではなくお香が焚かれていました。

西湖の東岸に回ります。

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遠足かな、引率大変ですねえ。(私は同業者なので)

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湖にせり出すように架けられた橋の広場では、新婚さんが数組撮影中。

西湖十景「雷峰夕照」 の一つですから。

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東屋で一休み、いい景色なんだけどタバコ臭い、

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なかなか絶景、西湖十景「雷峰夕照」いいなあ。

だんだん中国の価値観に染まってきたぞ。

このあたりから西湖を離れ、途中の露店を楽しみながら、歩いていきます。

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明代風に改装された商店街「河坊街」へ。西湖に近い西側は物価も高いですが、西湖から離れた東に行くほど安くなる傾向です。お土産1箱10元均一(≒220円、安い!)の店も数軒あり、もちろんそこで買って帰りました。杭州、物価が安くて結構良いかもしれない。

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「河坊街」中ほどの店で試飲させてもらって龍井茶の茶葉を買いました。安くはないけど、これは妻の指定品なので。

まだ円高で中国の物価が安い頃に大量に龍井茶を買って帰ったこともあります。

夕食は杭州河坊街の東端の店で
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椎茸と青菜の炒め物、卵とキュウリのスープ、東坡肉

地下鉄で空港のホテルへ。息子がそろそろお疲れの様子。明日は早いので、休みましょう。


朝食付きだったのでスタートの6時から急いで朝食。ゆっくり食べたいところですが8時10分発なので、オンラインチェックインは済ませたものの、6時半までには荷物預けに並びたい。

カウンターに少し並んで荷物は関空までスルーで預け、セキュリティチェックと出国です。

ただ、杭州空港国際線のセキュリティチェックはかなり厳しく、ベルトのバックルや腕時計でも反応するため全員が金属探知機を当てられていました。そういえば地下鉄も空港駅前後の1駅だけ警備員が乗ってくるようで、いつもこうなのか、何か会議があるのかはわかりませんが、結構徹底していたのは確かです。そういえばターミナル入口の検査は超ザルでしたが、後がどうせ厳しいからサボっていたのかもしれませんね。

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次は香港です。
posted by malay at 20:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 父子旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中国144時間通過ビザ免除の旅2日目〜上海から水郷の街、烏鎮へ

(今さらですが、2024年1月5日の旅行記です。SNSに書いていたものを編集してアップしています)

2日目は上海から、浙江省の古鎮として有名な烏鎮へ向かいます。

高速鉄道で上海虹橋駅から桐郷駅へ
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そこからバスで烏鎮へ。Alipayでバスに乗る、それも2人乗る時のやり方がわからず、 周囲の人々に手伝ってもらって何とか運賃を支払いました。ローカル交通のミニアプリをダウンロードして、2人の時はQRコード中央のマークをタップすると更新されるので、それで2回支払えるんですね。桐郷→烏鎮では他の人にやってもらってよくわからず、烏鎮市内バスのときにやり方を見せてもらってやっと理解できました。

上海近辺の水郷に行こうとネットで旅行記を調べ 、日本人に一番評判が良いと思われたのは烏鎮でした。規模も最も大きいとのこと。ただ古鎮テーマパークだとか、東柵は地味だから夜景の綺麗な西柵だけで良いとか、評価はいろいろです。

宿は東柵に近い川沿いの民宿にしました。
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市内バスを新華路口バス停で降りて、この道を歩いていきます。車は入れないものの、電動スクーターやリヤカーが通る、そういう面でも古い中国の街を感じさせてくれるところです。

Booking.comで予約できる唯一の民宿。評価がなんと9.6/10!!!

★★★ 烏鎮 オン メモリー イン, Tongxiang, 中国

自分のSNSでの投稿にコメントしたのを再掲します。

「Booking.comで予約できる唯一の民宿に泊まっているのですが、女将さんがもう大阪のおばちゃんを3倍パワーアップしたような方で、

・着いたときに地元の菓子5袋入りを一つずつくれ

・wechat翻訳でしゃべる、しゃべる、

・東柵の裏口まで付きっきりで案内

・入場券大人2枚買おうとしたら、息子が学生だと気づいて、学生料金にしてくれる(補足:要学生証)

・帰ってきたら、また翻訳チャット

・水を2本くれる(いま部屋に5本あります)

・部屋をノックして暖房を付けにくる

・「飴ちゃんでも出してきそう」と息子と話してたら、再度ノックしてミカンを2つ持ってきた(聞こえてるのか?)

極めて高評価な宿だったのが、よくわかりました。 」

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リバービューの部屋というのはこんな感じでした。狭い水路ではなく本物の川。私たちが気づく限りでは船が通ることはなかったです。

さて、女将さんの手厚いサポートで裏口から東柵へ。東柵・西柵共通券190元(約4000円、高い!)学生170元。
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東柵は人が住んでいる本物の街で、そのため夜間は開放されていません。
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川側にはベランダがあったりして、少しものが干してあったり、老夫婦が話をしていたりするんですね。

瓦屋根も結構ヘロヘロです。もちろん修復の手は入っていますが、手の届きにくい2階や川側の窓周りをみると痛んでいるところがあったりするのがわかります。
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同じ東柵でも、表口に近い東側は昔風に新築されたらしい建物で商店、飲食店や資料館が主体です。

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車が来ないので犬ものんびり。

中国の文筆家、画家である木心(もちろん事前には存じませんでした)の資料館が立派ですね。関心がなくても建物の見学だけでも見ておいた方が良いと思います。(ここだけパスポートチェックあり)

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東柵の奥(西)の方の道路側です。正月の3連休〜春節休みの間の平日だからか空いていて、団体さんも多くありませんでした 。寒いからか入口の扉を少しだけ開けて商売している店が多かったです。

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で、その1軒で「青団」なる食べ物を購入。2個買って息子と1つずついただきます。

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これは私が食べた方で、漬物が入ってました。息子のは小豆あん。

おいしかったですよ。1個5元=110円くらいです。

緑豆でつくったおやき、というところでしょうか。

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入ってきた裏口から東柵を出て、宿のあたりに戻ります。

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宿の近くにある影絵芝居の実演を見ました。ここもチケットに含まれているのですが、あまり知られておらず、女将さんが教えてくれなければ気づかないところでした。

ただ演目(このときは孫悟空と天兵との戦い)の内容は単調なので、あくまで伝統芸能を楽しむというところです。

東柵の裏口からだと、西柵へは1kmちょいくらいなので、歩いていきました。

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途中で広い川を渡ります。左から2つ目の建物の、右半分が泊まっていた民宿だと思います。

市街地で昼食。道路に面したお店なので、注文後に待っていると、天秤棒を持ったおばあさんが押し売りに来た果物...
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食べたことがなく勧められるままに味見したら術中にはまり、一袋20元で買いました。日本ではまだほぼ流通していないジャボチカバだと思います。(洗いたかったので、宿に戻って洗っていただきました) ブドウとマンゴスチンの中間から酸味を弱めたような味です。たくさん食べると少しライチのような渋さ、土臭さがあるのがわかります。

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三鮮面を食べ終えて西柵へ。入場口はホテルのロビーかと思えるような内装でした。西柵内の民宿に泊まる人はここでチェックイン、ただ結構いい値段しますよ。びっくりしました。

立派すぎる入場口と街並みは木立で隔離されています。少し歩いて西柵の古鎮へ。

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こちらの方が人が多いですが、エリアも広くて混雑というほどではありませんでした。連休とかだと全然違うんでしょうけどね。

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地元の学者?の記念館の横に「学業成就」を願う絵馬のようなものが。

天満宮みたいなものになっているんでしょうね。

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住民がいる地区ではないので、建物はすべて商店、飲食店、民宿、資料館等の施設になっています。

建物に痛んでいるところなどはなく、おそらくほぼすべてが新築された古鎮だと思います。東柵は生きている文化財なのに対し、西柵は古鎮テーマパークですね。

入場客にも違いがあり、こちらは貸衣装を借りて撮影する映えスポット、神戸北野の異人館街のようになっています。明代の衣装を現代風にアレンジしたいわゆる「漢服」の他にチャイナドレスもありましたが、ほぼ「漢服」ですね。

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屋根は東柵と同じようにヘロヘロに作ってあるところもありましたが、やはり西柵は整然としている感じで、写真の背景としてはより「映える」と思います。

結構寒くなってきたので、暖かい飲み物が欲しいと、店頭にコーヒーミルが置かれている店に入ると...



美式珈琲というものを頼んだら、
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ナンダコレハ!
いままで口にしたことがない何かを、いまいただいてます。 息子によると「苦味が全くないので、抽出温度が低すぎるのでは?」とのこと。 烏鎮にて。


他にもコーヒーミルを置いている店を見ましたが、あれはあくまでオブジェなのだと思います。

さて、日も暮れてきました。
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自動露出だと明るく写るのですが、実際にはこんな↓感じかな。 (マニュアルにしました)
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夜景は確かに綺麗ですよ。西柵内部(民宿の他、ホテル、ドミもあり)に泊まりたいとまでは思いませんが。

宿に戻ります。途中、街の中心部で夕食。
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豚肉とキクラゲの炒め物、レタスの炒め物、卵と海苔のスープ、白飯
小皿の椎茸スナックとちりめんは試食の提供品

食事をとる場所に困らず、そこそこの値段で十分に美味しいものにありつけるのは中華圏に共通する魅力ですね。

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橋を渡った宿の近くはライトアップなどありません。道は真っ暗だったので、スマホのライトを点けて足元を照らしながら帰りました。地元の人はライトなどつけてませんでしたから、目が慣れるのでしょうね。

街中心部の食堂・コンビニは遅くまで開いてましたが、 宿の周辺は全部閉まってました。

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翌朝は汽車站(バス駅)まで歩いて、杭州空港への直通高速バスに乗り、烏鎮を後にしました。

さて、烏鎮についてですが、

・文化財であり、人が住んでおり生活感がある本物の古鎮は東柵

・西柵は作り物といえばそうだけど、観光資源としては重要

・東柵に全観光客が押し寄せると入りきれない

・街の生活感や文化財としての正当性に興味がなければ、整備されていて綺麗な西柵が良い

・西柵は映えスポット、彼女のコスプレを彼氏が撮影するデートスポットとして若者に人気

・夜景が見られる、内部に泊まれるのは西柵だけ

・西柵は街区の周囲に道路が通っており、ある程度はバリアフリー対応も可能

・西柵の水路の延長上になぜか現代的な建物があり興ざめ。写真ではあれをどう隠すかがポイント。

という感じでしたので、行かれる方は参考にしてください。

なお、民宿の周辺も風致地区のようになっているように思います。あまり風景区のような統一感がない分、写真としては撮り手の個性が出るのでおもしろいかもしれないです。
posted by malay at 02:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 父子旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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