2017年06月13日

鉄道模型レイアウトの製作(その156)-レイアウト照明の更新

 レイアウト左側の照明は、手前上方から砲弾型白色LED3灯とLEDテープの白色チップLED6灯で照らしていたので、やや明るさが不足していた。これを改善しようと上から照らすLED照明を自作してみた。

 大きめのの白色チップLEDを電気配線用のモールに組み込むのだが、共立電子にLEDを買いに行くと特価限定品で白色3素子チップLEDが何と50個500円で売られていたので、これを購入する。
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 端子は1つがコモンで4隅にあるのだと思っていたら、平行に3列の6端子だった。
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 おまけに極性の表示らしきものが見当たらず、デジタルテスターで1個ずつ光らせて極性を確認する。アノード側に赤ペンで印をつけておく。

 電源電圧は12Vなので、1つで3素子直列に配線したいところだが、ユニバーサル基板では隣との絶縁が不安なため、並列にする。但し、LEDだけを並列にするのは製品バラつきの関係で良くないらしいので、それぞれ片側に82Ω抵抗を取り付けて並列にする。
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 これをさらに3個直列にすれば、各素子の電流は(12V÷3-3.1V)/82Ω≒12mAである。最大許容電流が各素子20mAなので、余裕を見てこの程度だと思う。
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 3素子並列のユニットを、3個直列×2列分=6個作業したが、1個は焼いて(半田付けの熱で壊れ、導通するが光らなくなった)しまったのでLEDを交換する。

 モールはのこぎりで65cmに切り、LED取り付け箇所に穴を開け、塩ビテープで固定する。
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 表から見るとこうだ。
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 ベニヤ板への取り付けは、最初両面テープ+ボンドで何とかならないかと思ったが、やはり板が下にたわんで反っているのと接着力不足のため落ちてしまう。両端に短い木ネジをつけて引っ掛けて固定する。
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 部屋の電気を消すとこんな感じ。
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 う〜ん、かなり黄緑っぽい。右側の砲弾型白色LEDや青っぽいLEDテープとの比較をすると、
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 白色とはいうものの、テープLEDは青っぽく、この特価品は黄緑っぽい。高くても、バランスのいい白色LEDを選ぶんだったかな。LEDの「白色」は色合いの幅があるので要注意だ。

 まあ、明るくなってくれたのはありがたい。子どもへの今年の誕生日プレゼント、287系「こうのとり」(但し中古)を走らせてみる。
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 もう少し明るさと、抜けるような白さが欲しいところだ。これでまだ完了とせず、改善していこうと思う。
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2015年12月03日

鉄道模型レイアウトの製作(その107)-鉄道模型販売偽サイトk

 もうすぐクリスマスですね。鉄道模型は「欲しいときには在庫なし」が多発する、それがある意味買わせるビジネスモデルなのでしょうが、できれば「在庫あり」で「なるべく安く」手に入れたい。で、Googleとかで品番をコピペして検索するわけです。
 欲しい商品の在庫を見つけました。1件目は地方の小さな模型屋さんのようです。2件目はもっと安い。うん、安いなあ、ところで他が高すぎない?いやいや定価の金額がおかしいよ。この店は埼玉にある?マンションの1室みたいだけど本当にやってるの?お金は銀行振り込み、口座が書いていないので注文を受けてメールで振り込み先が来るのかな。
 でも、商品画像で他の店名(ワゴンイチ)が入ってるのあるよ?このサイト本物?

 一応調べとこう。店名も変(画像で出されるパスワードみたいな意味不明の文字列)だし。Googleさんで、入力。「kptylt」っと。

 ...おっと、いきなり検索トップが...「商品届かない偽通販サイト一覧」.....いやあ、このサイト自体本物?(被害者をさらに陥れるサイトもありうる。検索すると臭いのいっぱい。)と思いましたが、一応ちゃんとしたリストのようです。

 こんなのも。
http://99326746.at.webry.info/201509/article_20.html
 これ(kp〜)確実に詐欺サイトだわ。教えてくれてありがとうございます。

 ところで、詐欺サイトとわかったら、書かれている情報が気になる。いちいち検索。
 会社概要のマンションは実在する。
 店舗運営責任者の氏名で検索したらデリヘルの方らしい。
 店舗セキュリティ責任者は写真家の方の氏名が使われている模様。
 どちらも何かからパクってきたのだろう。よく見ると日本語も少しおかしい気がする。ただ、日本人の書いたものでもありうるレベルなので、疑って読まないと気づかないかも。
 サーバはアメリカ、代表者は中国名。

 電話番号はなし。問い合わせはメールかチャット!って、まともなサイトならあり得ない。

「他店より安すぎる」「市場に在庫が無いはずの商品がある」

それ詐欺サイトかもしれません!皆様気をつけて!
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2015年06月05日

鉄道模型レイアウトの製作(その100)-***100回記念***レイアウトの紹介

 いよいよ当ブログで鉄道模型レイアウトの記事(ちょっと違うのも混ざってるが)を書いて100回目になるので、まだまだ未成部分も多いが現状のレイアウトを紹介したい。

 まずは左右140cm×奥行90cmのレイアウトボード手前中央の「摂津峡駅」から。いわゆる「外回り」で見て行きたい。摂津峡駅を左向きに発車して行く、車両は富山地鉄14760系3連。
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 ただ、カプラーの加減(純正のまま)が良くなく、低速で勾配のある曲線を通過すると外れるインシデントが多発。結構苦労した撮影であった。

 すぐに橋梁を渡る。内側から撮影。この橋梁は上路式ガーダー橋試作品なのだが、レール道床に隠れて見えないので、下路式か中路式ガーダー橋に変更予定。
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 左手の土盛を上る。勾配は曲線部4%で設計。大抵登れるが、カプラー関連のトラブルは多い。
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 幼稚園(向きを再検討中のため固定していない)と桜を横目に、線路を渡る。この橋も見直し項目。線路を覆う区間が長く、線路の清掃に不便なので。
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 中央の単線トラス橋に差し掛かった。ここがレイアウト内線路最高地点。
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 橋を渡りきって、逆の左カーブへ。トラス橋直後にR280を入れると、新幹線はトラスにぶつかるそうなので要注意だ。このレイアウトではR317になっているため問題なかった。
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 進行方向右手(画像手前)には「摂津峡駅」ホームの右端部。Nナロー農林軌道を斜め左下(画像奥)に見下ろし、左カーブ。カーブしながら、トンネル内の線路を越えている。
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 右奥の「ポンポン山スキー場前」駅。駅舎とスキーセンターは一体になっている。色合いが変なのは、「白」と言いながらかなり青っぽいLEDテープが照らしている場所だから。
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 勾配途中のダブルスリップを右(奥手)に分岐し、スイッチバック駅の「桜ヶ丘」駅に入る。
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 折り返してダブルスリップを直進で渡り、突っ込み線へ。
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 再び折り返して勾配を下り線路をくぐると、レイアウト内最低地点へ。小さな踏切を渡る。
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 最初の橋の隣。下路式ガーダー橋の2号橋梁を渡り、
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 「摂津峡駅」の裏をかすめて、
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 トラス橋をくぐり、仮乗降場風の「白滝」駅を通過。右カーブ。農林軌道の下をくぐる。パンタが引っかかることがあるので、できれば改良したい。
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 丘の裏側の切り通しを通って、
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 トンネルを抜け、ポイントを渡り、
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 元の摂津峡駅、2番ホーム(外回り本線)に到着。有効長は4両くらい。短い車両が入ると5両の交換ができる(最後尾はホームにかからず)かもしれない。
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 お疲れさまでした。
 
 
 
 
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2015年06月03日

鉄道模型レイアウトの製作(その99)-鉄コレN化

 火曜日はお休みだったのだが、持ち帰りの仕事をしながら車両ケース(購入するのは、ほとんど袋入り激安品なもので)を作ったりしていた。ちょうど数日前にも作った車両ケース(長さ150mm×高さ32mm×7両)の木工用ボンドが乾いたはずなので、ケースに入れてもらっていない可哀想な車両達の中で鉄コレの電車を入れることにした。
 しかしここんとこ欲しい物を次々見つけてしまって、7両以上あるんだな。とりあえず、箱買いした鉄コレ第20弾のうちクモル145+クル144、もう中古しか無いとあきらめていたが通販では新品で残っていた富山地鉄14760形旧塗装3両、そしてかなり前に購入した宇部・小野田線クモハ41+クハ55の7両とする。
 クモル145を開けて動力化。TM-24は買ってある。普通の車両と勝手が違い、車体を外しにくいが、なんとか交換する。ここで、車両を開けたついでに、オプションパーツの「信号炎管」をつけてみる。0.7mmのピンバイスも買ってあったので、裏から穴開け。
 最初は穴に入らず、無理に押し込もうとすると、ピンセットから飛ばしてしまった...いくら探してもみつからず。しかしそれを見込んだように2つ付いているので、もう1個をランナーから切り取る。表側からもピンバイスを通すと、こんどは緩過ぎたので、木工用ボンドを少量付けて固定。
 ただね、模型屋さんで合う型番のパンタグラフが在庫切れ。鉄コレ付属のプラパンタは、実は農林軌道線の跨線橋に僅かに引っかかるんだな。換装できず、自作ケースにも入れられないので、元の紙箱に戻しておく。クル144は未加工。
 次に富山地鉄14760形。これ、乗ったこと無いんだが、富山地鉄の旧塗色やオリジナル車が好きなので、購入してしまった。鉄コレって結局、動力化とパンタ換装で通常製品並になってしまうが、プレミア付いて入手困難になる前にということで...
 こちらはあまり加工する必要も無く、無難にN化できた。まだ試走はしていないが、次の機会に走らせてみよう。但し金属車輪はまだ用意できていない。

 さ、そろそろ就寝、というときに足裏に「何か」の感触を感じた。そう、飛ばしてしまった信号炎管である。あきらめた頃に見つかるというが、(その67)のスプリング、(その68)の導光プラスチック、に続いて3度目である。いやあ、ほんと何かあるわあ。
 信号炎管の長さを、画像検索で他の方の模型を元に加減したのだが、その後実車の写真を見ると意外に短い。やはり実車を見るべきであった。
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2014年04月16日

鉄道模型レイアウトの製作(その66-2)-新幹線登場

※記事を分割しました
 中古屋さんで0系小窓車が袋詰めで先頭車2両・M車有(無い場合が多い)で売られているのを発見。6両揃っているようだったが、当レイアウトでは新幹線だと交換長の関係で4両が限界だろうと、グリーン車を加えた4両を衝動買い気味に購入(だってあまり出ないから...)。ビュッフェと普通車は可哀想だがお店に残留。(これも失敗だった。袋を開けてみると4両中パンタ車3両...)
 元々、子どもが新幹線が欲しいと言った時に走らせるようにするため曲線半径を最小R280にしてある。ただ、単線トラス橋とホームが心配。
 走らせてみると、「カーブにつなぐと新幹線はぶつかる」と書かれていた単線トラス橋は無事通過。橋に直結するカーブがR317だからかもしれないし、カントをつけた分助かっているのかもしれない。
 しかし、先日完成したばかりの「ポンポン山スキー場前駅」のホームに案の定接触する。カッターナイフでホーム端を削る。脚が外れたりしながらも、試走させながら削っていくと何とか接触せずに一周した。トンネル内も一度だけ接触脱線したので、もう少し壁面を後ろに下げる必要がある。
 単線、曲線続き、スイッチバック、と新幹線らしからぬ線路だが、一応走らせること自体は可能になりそうだ。
posted by malay at 00:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道模型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする