2024年09月12日

中国トランジットビザ免除について

年始に使った「144時間トランジットビザ免除」制度の適用地域と国境が増えていて、雲南省の昆明空港に国際(香港・マカオ・台湾も可)便で入ると、中国〜ラオス鉄道も利用できる模様。7月に変わったらしい。行ってみたい。
韓国からのフェリーが着く港は、これまで青島だけだったのが、遼寧省の大連、江蘇省の連運港も追加されたので、韓国人観光客を考慮しているのかもしれない。
あと、「24時間トランジットビザ免除」は地域の縛りがないので、国内線で移動しても大丈夫なようだ。
トランジットビザ免除措置利用可能口岸(通関地)の拡大のお知らせ(2024/7/15)
↑のqq.comのリンクに一覧表あり。
posted by malay at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月15日

グルジア紛争

 これはイラク戦争と同類の「不可解な戦争」である。
 停戦状態を破ったのはグルジア側。新聞の記事等を見ていると、今回の開戦をグルジア国民には支持されていないらしい。
 かつてアルゼンチンが国民の不満をそらすため、英領フォークランド諸島(アルゼンチン側の呼称はマルビナス諸島)に侵攻したが、政府はともかくこの件に関しては国民の支持があったようだ。
 しかし、グルジアの事情はどうも違うようで、オリンピックを狙ってわざわざ負ける戦争を仕掛けて、メディアを利用してロシアを悪者に仕立てることぐらいしか目的が考えられない。しかし、そんなことをしてグルジアの国自体にはメリットはないはずである。
 これは裏で誰かが糸を引いているとしか思えない。
 田中宇氏の解説に依れば、「英・イスラエルの冷戦派」ということになるのだろう。聖火チベット騒動と同根なのかも知れない。真にオリンピックの政治利用だ。
 何より心が痛むのは、1985年にソ連経由で東欧・北欧旅行に行った時のこと。キエフからブルガリアのルセまで一緒だったグルジアの女性団体さん。「私はグルジアとロシアのハーフ」「私はクォーター」と混血の人が多かった。事情を知らないと、ロシア人vsグルジア人なんて言う構図で考えがちだが、突然現れた国境に引き裂かれ、内戦にずたずたにされる彼女達の心を誰か伝えようとする、まともな報道メディアは誰も居ないのか。
posted by malay at 23:41| 国際情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

北京五輪開会式-56少数民族は実は漢族

 中国の少数民族に関心がある者としては許せない...何てことはなくて、開会式の映像からどう見ても本物ではない(西方系の民族は顔で分かる)ことはわかっていたし、麗江についてのページで少数民族の衣装が単なる制服と化していることは書いた。
 それっぽく見せていないので、ごまかす意図が無いことは明白である。
 「演出」が問題というなら、バルセロナの火矢で点火というのも問題では?
posted by malay at 23:21| 国際情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月26日

オリンピックの政治利用

 聖火リレー問題でメディアが盛んに中国叩きをやっているが、この時期のチベット独立派の抗議行動はオリンピックを政治利用しようとする意図が確実なものだ。(中国側が挑発したようなことをチベット側が言っているが、少なくともこの時期にするはずがない)
 歴史的経緯や差別的な支配については同情する気もなかったわけではないが、今回の件ではチベット亡命政府のうさんくささに嫌悪感を覚える。ダライラマも言ってることと行動が一致しない人物としか思えない。
 中国に限らず、今後こういう政治利用は常態化するであろう。
 イギリスならば北アイルランド
 スペインならばバスク
 ロシアならばチェチェン
 日本ならば、もはや独立運動をするほどの力はマイノリティにはないが、従軍慰安婦問題や領土問題等々が吹き出すであろう。
 自分のことに置き換えて考えられない日本はあまりに脳天気だ。
posted by malay at 23:47| 国際情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月18日

日本=トルコの友好関係

 閉園になった柏崎トルコ文化村のことについて調べていたら、同施設の閉園、売却のことに関していろいろ言ってる連中がいるらしい。親日トルコとの関係にどうのこうのということらしいが、民衆の感情からすれば日本のイラク派兵の方がよほど問題である。トルコは政府方針は米寄りだが、民衆の感情としては(アラブほどではないが)反米である。
 地域的に親日である中近東ではアメリカ=悪なのは常識。この問題を書いている様な連中に限ってアメリカのポチ的政策を支持しているようなのは不思議。国際感覚が欠落しているとしか思えない。あるいは難癖付けて何らかの意図があるのかもしれない。
posted by malay at 17:32| 国際情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする