奄美大島の皆既日食は雲でコロナの姿が拝めず、あの残念さを払拭してくれる見事な金環食でした。自宅は大阪のやや北部なので、金環食の時間が短いかなと思ってたら、3分くらいあって、しかもほぼ中央に月の影が見えました。
ただ、大阪でも見れなかった場所があるようで、運にも恵まれたようです。僅かに雲がかかった様子も、逆にいい感じだったりしましたけど、ほんと紙一重なんですね。
本日、写真屋さんにフィルムを出したので、仕上がりが楽しみです。(日食はデジタルよりラチュードの広いネガカラーが良いようです)皆既日食の時にアストロソーラーフィルムを段ボールに挟んだフィルターを作ってあったのですが、保存状態も意外に良く、今回も使用できました。持っている日食メガネはかなり赤みがかるんですが、撮影用のフィルムは白っぽく見え、自然な色合いです。
金環食は部分食なので皆既のように肉眼で見てはいけない、が危険を侵しても肉眼でみえないのか?というのが疑問でしたが、あれはまだまだ眩しくて日食メガネを通さないとリングになっていることは観察できないですね。皆既日食では手元が見えにくいくらい暗くなりましたが、金環食は夕方程度の明るさ、ただ太陽の高度の割に影がはっきり見えた気がします。影の見え方って高度だけでなく太陽の明るさも関係するような印象を受けました。太陽の周辺「だけ」が雲に覆われたりすると、同じように見えるのかな?