2019年01月08日

父子旅17th〜池の平温泉スキー旅行

 1月4日の夜出発、現地1泊2日で子どもとスキーに行ってきました。

 昨年はスキーに行っていないので、子どもに「今年はスキーに行きたい」とシーズン前から言われていました。来年は中学生なので、行けるかどうかわからないしね。
 当初は木島平にしようと思ったんですけど、お目当の宿か満室でとれず。別にスキー場にこだわるわけじゃないし、しかも一番良かった「やまびこの丘」スキー場(高井富士の管轄だった)が閉鎖されたようなので、他のスキー場を探します。

 私としては長野県の戸隠スキー場に行ってみたかったのですが、計画時から暖冬小雪傾向と言われ雪量が心配。12月に入り、志賀高原など多くのスキー場が気温は低くても降雪が少ない(人工雪コースのみオープン)状況で、長野より新潟側、妙高等の「上越」地方の方が降雪が多く確実そうです。野沢温泉は上部に雪はあるでしょうが、麓が雪不足のときは恐ろしく混む(経験あり)ので、少雪の時は避けたいです。

 ★調べて初めて気づいたのですが、上越線沿線は「下越」地方(上越エリアとよぶことはあり)らしい。そうか。上越線は上野〜越後の略だったのかと気づいて一人で納得。

 往路の交通機関は先に予約しなくちゃいけないので、12月初めの販売開始日に長野までの夜行バスを確保。これは南海バスの湯田中・飯山経由野沢温泉行きですので、状況により目的地変更も可能です。直江津経由新潟方面行のウィラーも検討したのですが、4列バスなのに、金曜日は何と1万円を超えてしまうので、長野行きの方が割安でした。

 スキー場は3年前の雪不足(志賀高原でも東館山は滑走不可)のときでも積雪が安定していたキューピットバレイ、他に妙高エリアのARAI、赤倉温泉・赤倉観光、池の平温泉、妙高杉の原、ほぼ妙高にあたる黒姫、斑尾・タングラム、以上から絞っていきます。

 キューピットバレイ:父子旅でキューピットビレッジはもったいない。他の宿は予約サイトで出てこず、口コミが少ないので賭け。日帰りでも良いが、リフト・レンタル等々割高。
 ARAI:物価が高い。オフピステとか興味なし。下手すると遭難しそう。
 赤倉温泉・赤倉観光:共通券が6000円は高すぎ。志賀高原が良心的に思える。また、ヨーデル付近のリフトの連絡の悪さが嫌い。地形がややこしくて子どもとはぐれそう。
 池の平温泉:行ったことが無い。中斜面が多く、各種費用も手頃で、レベル的にも適当。
 妙高杉の平:一番下のリフトが混むのが嫌い。ゴンドラも土曜日は混むらしい。
 黒姫:上のリフトは上級用で子どもは無理だと思う。したがって滑れる長いコースが無さそう。
 斑尾・タングラム:コースが複雑で子どもとはぐれそう。また斑尾〜タングラム連絡を担うリフトが混みやすいのが嫌い。

というわけで、コストパフォーマンスと物価、混雑度から池の平に決定。

宿は口コミからKKR白樺荘を予約。スキー場が斡旋している他の宿のリフト券付きパックが安いようですが、結果的に良かったと思ってます。

帰りは北陸新幹線+サンダーバードにします。さすがに夜行バスだと疲れが残るのでね。

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 さて、出発当日、22時すぎに自宅を出て京都へ。
 京都駅八条口といってもバス乗り場がたくさんあるのですが、高速路線バスなので、H2(ホテル京阪前)乗り場です。

 草津PAでトイレ休憩をとり、完全消灯。朝は降車なしで長野まで。


 長野駅定刻5:28着。
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 早朝は寒いのではないかと懸念してましたが、目茶苦茶寒いというレベルでは無かったです。

 歩道橋を渡って、長野駅へ。
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 これを渡ったビル内は暖房が入ってました。座れるところはないですけど、冷え込みが厳しいときの避難場所にはなるでしょう。

 長野駅のコンコースは半屋外ですが、改札を入れば暖房の入った待合室があるので、コンビニで買ったおにぎり等をそこで食べました。

 6時すぎに電車がきました。しなの鉄道北しなの線。
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 これで終点の妙高高原駅までいきます。

 到着後に駅を出て、妙高市市営バス杉野沢線でいもり池入口まで。
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 バス停から歩いて宿まで5分ほど。
 KKR白樺荘です。
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 更衣させていただいて、少し時間をつぶしてからレンタルスキー店を紹介してもらいました。ゲレンデから遠いけれど、二人で五千円(2日分です!)は激安です。シャトルバスがすぐ近くから出ているのですが、時間が合わなかったので歩きます。でも結構遠かったのと、高低がある道に入ってしまったため、板を担ぐのに慣れない子どもはしんどそうでした。

 カヤバゲレンデからリフトに乗り滑り始めます。野尻湖が見え、眺めの良いスキー場です。2年ぶりですが、子どももスキーを忘れていないようで、すぐにクワッドリフトで一番上へ上がりました。
 カヤバゲレンデを何本か滑った後、アルペンブリック側へ。第2リフト乗り場直前に小さなコブの急斜面があり、重い雪に足をとられましたが、実はツリーランコースを除いて池の平で一番キツイらしい。32°もあるようには感じないのですが、本当かな?池の平温泉スキー場の公称斜度はちょっとキツめすぎるように思うのですがどうでしょうか?

 カヤバゲレンデに戻りましたが、しらかばカプセルペアリフトが混み始めたので、再びアルペンブリック側へ。コースマップによると、先ほどの急斜面は迂回できるらしいので、そちらを回ると快適な中〜緩斜面のロングコースとなります。但し、一番右手で最後まで降りてしまうと、レストラン前に出てしまい、リフト乗り場までちょっと登りになります。

 アルペンブリック第1・第2リフトはフットレスト付き。デタッチャブルではないものの比較的速いのですが、こちらもやや長いリフトです。雪が降ってきたので、中央リフトを使って、フード付きリフトのカヤバ側に戻ります。

 雪は降り続き、霧でかなり視界が悪くなってきました。こういうときフード付きリフトのありがたさが実感できます。カヤバゲレンデでは互いに見失いそうになるので、しらかばカプセルペア→池の平クワッド(フード付)リフトの乗り継ぎは慎重に距離を空けないように滑り、下りは左手に森を見て滑れば良い、やまばとコースで下りていきます。それに飽きたら、再びアルペンブリックへ。こちらは林間コースなので迷う心配が少なく、霧もましなように感じました。

 気になっていた中央リフト乗り場から下るコース。標識によるとしらかばカプセルペアに行けるらしいが、本当に行けるのか?(店先をかすめるちょっと躊躇するような入口です)子どもが行くというのでついていくと、「里」を滑るようななかなか愉快なコース。これ気に入りました。アルペンブリック第1リフト乗り場の手前でリフト下をくぐり、中央リフト乗り場前を通過すると入ることができます。アルペンブリックレストラン前からでも、キッズガーデン下を通過して、少々登れば行けるので、カヤバ側に戻るのは簡単なようです。

 結局、16時すぎのリフト運行終了まで滑り、板を担いで宿に戻りました。ただ、宿への道を間違えてかなり歩いてしまいました。宿近くまでバスに乗るんだった。

 休憩して18時から夕食。白樺荘の食事は美味しいです。食事全部をファインダーに入れたつもりが、鍋とご飯、味噌汁は画像から切れてしまいました。
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 部屋でテレビを見て、ちょっと遅い目の入浴。空いていました。
 源泉掛け流しの単純泉。但し成分は複雑で陽イオンはカルシウムイオン、マグネシウムイオン、ナトリウムイオン、そして珍しくアンモニウムイオンも結構含まれています。陰イオンは硫酸イオン、炭酸水素イオン。ガス成分の表示はなかったのですが、硫黄臭(腐卵臭の硫化水素の方じゃなく、刺激臭の二酸化硫黄の方)があります。よく温まる温泉です。ただし、子どもは熱がってほとんど入れず。体感で42℃くらいだと思うのですが、この子は風呂好きなのにあつ湯が苦手なのでね。

 翌朝、食事、着替えを済ませてチェックアウト。板を担いでカヤバゲレンデへ。北へまっすぐ行って、突き当たりを西へ行くのが高低差も少なく、車も少なく、一番楽でした。

 この日は朝から雪。ただ、昨日と違って降雪直後のため、軽い雪質で気持ちがいい。ツリーランに入っている人も多いようです。アルペンブリック側は新雪がいっぱい。

 昼食はしらかばカプセルペア乗り場のケバブラップを買って、プレハブ2階の休憩所で食べます。中辛だけど結構辛めでした。

 子どももそろそろ疲れてきて、山頂まで上がらずに、下のリフトで林道に入ったりして遊びます。せっかくだから、パラレルの練習。少しずつだけど緩斜面では板が平行になってきました。

 14時過ぎにスキーを脱いで、今度こそはシャトルバスに乗ります。「エビスヤ」行きは時間が合わないので、ランドマークまで。そこから歩きます。バスにスキーキャリアがなく板を車内に持ち込むしかないのですが、窓にぶつけないように、割ると弁償してもらわなくちゃならないからとのご注意。
 ランドマークからは上り坂なのですが、それでもスキー場から担ぐよりは近いので助かりました。

 宿に戻って着替え、入浴して帰りたいのですが、宿の風呂は子どもには熱いので、ランドマーク妙高高原「温泉かふぇ」で入浴します。ここは以前来たので、比較的ぬるいことを確認済みです。

 16時過ぎのスキー場シャトルバスで妙高高原駅へ。

 ここで手持ちの現金が少ないことに気づき、駅近くのJAのATMで何とか引き下ろせました。スキーって結構現金使うなあ。

 駅前は土産物屋兼酒屋が1件。実は妙高高原ランドマークから新幹線の上越妙高駅直行のバスもあるのですが、今回は電車です。
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 理由は2駅先の二本木駅がスイッチバック駅だから。スイッチバックが残されていた理由の貨物扱いが無くなったので、スイッチバックもそのうち無くなりそうですし。

 さて、上越妙高駅に着きました。
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 ここで時間があるので夕食を調達、と思ったら何と駅弁は売り切れです。

 しかたなくコンビニでおにぎりと、唯一地元の味らしき「くびきの押し寿司」を購入。
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 3段の笹ずしなのですが、実はこれかなり美味しいです。ミニ駅弁と呼んでもいいくらい。おすすめです。
 
 はくたかに乗って帰ります。
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 金沢は8分乗り継ぎで、写真など撮っていると乗り遅れます。乗り継ぐサンダーバードは車販・自販機無しなのに、金沢駅では飲み物買うのが精一杯。加賀温泉まででいいから車販してくれませんかね。

 ところで10号車(中間先頭車で運転台側に乗降扉無し)に乗ったのですが、
 1D席前(ということは2D席背もたれ)の表示。
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 1C席前(ということは2C席背もたれ)の表示。
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 後の方は昔のステッカーで、表示の進行方向が逆ですね。貼り忘れなのか、間違えたのか...

 湖西線でトラブルで数分遅れたようですが、日本にしては珍しくアナウンス無し。高槻の3分乗り継ぎは無理でした(跨線橋が1ヶ所なので元々難しい)。23時前に帰宅です。

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 池の平温泉スキー場。上級者の方以外にはいいスキー場だと思います。団体のスキー講習が多いですが、それだけ滑りやすいということでもあります。物価も安めです。

 難点は、まず標識が少ない。かなり案内が少ない部類のスキー場だと思います。コース名や難易度はほとんど表示無し。連絡コース先の表示だけ。

 トイレは飲食店以外にも、カヤバ側ならリフト乗り場にあるのですが、数が少なくて団体は苦労するかもしれません。

 カヤバゲレンデは広いと書かれてますが、全面圧雪はしていないので、実感はそれほどではない感じです。今回のように霧だと目標がなくなるので、迷いやすい。それと滑る人が多いので、午後にはそこそこ雪面が荒れてきます。ゲレンデ端はわざと圧雪していないようですが、視界が悪いと境目が見えにくいので、いきなりのコブ・ギャップで飛ばされます。

 ゲレンデから遠い宿が多いですが、シャトルバスの本数はあまり多くありません。車でなく、ゲレンデから遠い宿をとった場合は、シャトルバスの時間を確認しましょう。ルートも複雑(不規則)です。なお、妙高高原駅〜ランドマーク・いもり池入口は市営バス(有料)も走っています。

 池の平温泉だけだと、1日〜1日半でほぼ全コース滑れますので、長期滞在なら隣接する赤倉温泉・赤倉観光や妙高杉の原スキー場へ。ただ、どちらも長所・短所が明確にあるスキー場なので、混まずにゆったり滑りたい日には池の平温泉がいいと思いますよ。そんなスキー場でした。
 
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2018年10月18日

亀の瀬の近代化遺産「地すべり資料室鉄道トンネル見学会」

 10/14(日) この日は休日出勤もなく休めそうなので、子どもを連れてどこかの鉄道イベントへ...と鉄道コムのサイトで探していたら、
 奈良県の王寺町(昔は鉄道の町だったそうです)で行われる、王寺鉄道フェスティバルの一環として、亀の瀬の近代化遺産「地すべり資料室鉄道トンネル見学会」というのが開催されるとのこと。未訪の廃線跡だし、私はちょうど「地学基礎」担当で土砂災害を扱っているところです。これは必見と、申し込み開始日の10/9(火)に速攻で申し込みしてありました。最初の10時の回を予約しました。
 自宅を8時に出て、大阪駅乗り換えで王寺へ。
 橋上駅舎になって、ホームは昔の部分も多いけれど、動線が大きく変わっていました。2階からバス乗り場まで「亀の瀬ツアー」の案内表示がつけられており、矢印に従って進んでいきます。
 バス乗り場に着くと、ちょうど王寺町のマイクロバスが到着。私たちの他は、ほとんどが地元のシニアの方々。地元でもあまり普段行くところではないのでしょうね。
 王寺町ボランティアガイドの方から、亀の瀬地すべりと旧大阪鉄道の歴史、そしてトンネル崩壊で路線付け替えまでの経過などを伺いました。
 15分ほどで、亀の瀬地すべり資料室に到着。館内で説明を受けます。火山の2度の噴火による溶岩の間に粘土層があり、それがすべり層になっているんだとか。地下水が侵入して浮力が生じ、ゆっくりずるずると「すべる」らしいです。
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 この構造が大和川の対岸まで続いていて、地すべりで道が押し上げられた写真とか貴重な資料がたくさんありました。ただ、大きな資料館ではないので後方にいると説明を聞きながら展示物が見えないのはちょっと残念です。
 資料館を出て、トンネル跡の方に向かいます。
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 入り口で別のガイドの方による説明を聞きます。この地の鉄道の歴史と地すべりによる変遷、崩壊したと思われていたトンネルが発見されたいきさつなどを伺って内部に入ります。
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 ここは地すべり対策で掘られた、地下水を抜くための排水トンネル。
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 しばらく行くと、斜めに横切るようにレンガ造りの鉄道トンネルが現れます。
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 これは内部の解説パネル。

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 交点付近はコンクリートで固められています。階段1段ほどの段差を上がって入っていきます。

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 地下に忘れられていた明治のトンネルが現れました。

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 少し行くと行き止まりになり、そこで解説を伺いました。トンネルの壁面は「壁」であり、天井部のアーチと一体に思われがちだが、レンガの積み方も異なり、作業の上でも別の構造物であること、壁の裏側は岩盤と密着しているわけではないこと、この先は人為的に埋めたものではなく、自然の崩壊による土砂であること、など。発見されたトンネルは埋めるべきか残すべきか、調査・検討の結果、強度的な問題もなく、研究と情報発信のために残すことになり、報道され公開されることになったといういきさつも伺いました。

 このトンネルはたまたま掘削された排水トンネルとほぼ同じ高さで交差していたため、残すことが可能で見学できるということです。

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 天井が黒いのは、蒸気機関車の煤煙によるもののようです。

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 天井が抜けて、土砂が流入しているそうです。


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 発見後、調査のために印がつけられたのでしょうか。

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 入ってきた側を振り返ると、幻想的な光景です。

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 トンネル内には、レールや枕木はほぼ残されていなかったそうです。これは僅かに発見されたものかな?

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 壁面をくり抜いた跡。発見後のものではないそうで、崩壊し放棄される前に調査がなされた跡のようですね。

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 排水トンネルの先は立ち入り禁止。下り線のトンネルがあるようですが、そちらには入れません。崩壊しているか、保存されていないのだと思います。

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 出口に戻ります。なかなか貴重な体験でした!

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 右が見学した排水トンネル入り口、左は別の排水トンネルだと思います。

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 関西本線(JR大和路線)の橋梁。トンネル崩壊で不通になった跡、伊勢初詣参拝客輸送のため、突貫工事で迂回ルート建設されたため、専門家が見ると、とっても奇妙な橋梁になっている(橋梁の製造が間に合わないので、他所用の橋梁を持ってきて無理やりつけた。)そうです。王寺駅側の大和川橋梁も確かに変な構造でした。

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 来る時渡った橋に、「亀の瀬地すべり管理道路につき、関係者以外立ち入り禁止」但し、サイクリング用の自転車に乗った人が多数いて、車があまり通らないが整備された良い道ということで、トレーニング等に使われているのではないかと思われます。

 帰りはまた王寺町のマイクロバスで駅まで送ってもらいました。駅前ビルの5階で行なわれている、大和鉄道(現近鉄田原本線)開業100周年のイベントを見学。パネル展示や、鉄道模型運転会。模型車両のガードが甘く(子どもの手に届く位置にある)、小さな子が走行中に触っているのを見るとハラハラします。
 ここのビラで初めて知ったのですが、ホリプロの南田さんが王寺出身で昨日トークショーがあったとのこと。やはり「鉄道の町」というのは子どもにも影響するのでしょうね。

 無料で入場するだけで、金券がもらえたので、地下のインド料理やさんで昼食。辛さは聞かれませんでしたが、辛いスパイスを「お好みで」加えるシステム。子どもも辛いと言いながら残さず食べてました。

 せっかくなので、新王寺駅から田原本線に乗ります。何十年ぶりだろう?
 西田原本駅から広場を挟んで向かいの橿原線田原本駅へ、すぐに来た急行で北へ向かいます。途中、田原本線への渡り線に近鉄社員が手旗を持って立ってました。近所の人も見学に来ていて、どうやらイベント列車が走るようですね。沿線にもカメラを持った方が多数。そして「団体」表示幕の緑色の電車とすれ違いました。

 西大寺からで奈良線に乗り換え、難波からは四ツ橋線。そして大阪駅からJRで早めの帰宅。それほど朝早くはなかったのですが、帰りは結構混んで座れずにいたせいか、自宅に帰って子どもも私も疲れて寝てしまいました。
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2018年09月25日

父子旅16th〜トロバスラストイヤーの立山黒部アルペンルート(3)立山カルデラ砂防博物館・立山砂防軌道〜珈琲駅ブルートレイン〜帰宅

 立山駅では自家用車の人は駐車場へ、公共交通利用者は富山地鉄にすぐ乗り換えだと思うのですが、あえて1本遅らせました。
 立山駅周辺で鉄な見どころ、立山カルデラ砂防博物館と立山砂防軌道です。

 まず、立山カルデラ砂防博物館へ。
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 ここは、立山カルデラについての有料エリアと砂防や砂防軌道についての無料エリアに分かれています。興味があるのは無料エリアの方なのですが、せっかくここまで来たので有料エリアにも入りました。
 有料エリアは立山カルデラの成り立ちや自然、歴史などなど...ただ、ちょっとまとまりがない感じがしますが、それは他府県から来た者にとってこの地が身近でないこともあるのでしょう。
 無料エリアは立山カルデラの砂防について。こちらは博物館というより砂防のPR施設の扱いなのでしょうか。有料エリアより展示が立派なのは皮肉な感じがします。そしてお目当の、
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 立山砂防軌道のトロッコ列車(後ろは客車を模した展示ブース)です。

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 機関車の運転席です。

 一般の鉄道用と、砂防軌道のレールの比較。
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 砂防軌道の連続スイッチバックを模したジオラマ。
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 そして休憩スペースから裏を見ると、砂防軌道のレールが!
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 さらに踏切が!
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 一旦博物館を出て、登山客が通る渡り廊下の下の通路を抜けていきます。
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 小さな祠の裏に山への線路が延びています。
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 無料エリアの建物は車庫の2階だったんですね。
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 残念ながら踏切は立ち入り禁止で、地下道が設置されており、それを抜けると、

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 トロッコ展示レーンがありました。

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 入ってみましょう。
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 機関車です。
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 で、客車。
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 機関車の運転席にも入れます。IMG_20180819_132756.jpg

 右下の速度計。最大120km? 自動車用の流用なんでしょう。
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 立山駅に戻ります。
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 富山地鉄はモハ14760形。大手の中古車ではなく地鉄オリジナルの車両で、当時ローカル私鉄としては珍しい冷房車でもあり鉄道友の会のローレル賞を受賞しています。
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 出発を待っていると、デビュー当時の旧塗装車が入ってきました。
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 夜行明けなので、途中うとうとしているうちに電鉄富山駅に到着。
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 駅前の電停から、富山地鉄市内線(チンチン電車)に乗ります。

 行き先はここ。
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 鉄道模型(HOゲージ)の走る「珈琲駅 ブルートレイン」 2回目の訪問です。

 今回はオレンジコーヒーを頼みました。おいしかったです。前も書いたけど、トイレに行くルートがおもしろい。
 走る列車は、EF81牽引のブルートレイン、北陸新幹線E7系、富山地鉄10030系(旧京阪3000系)、瑞風、カートレイン、コンテナ貨物列車でした。(2周ずつくらい順番に走ります)模型は既製品ではなく、すべてご主人の手作りのよう。いやあ、凄いです。

 また、市内線に乗って富山駅へ戻ります。
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 富山駅では少し時間があったので、駅裏(ポートラムの駅の向かい)にある北陸電力エネルギー科学館ワンダーラボへ。富山駅は工事中のため、地下道を廻っていきます。閉館まで残り15分くらいだったので、ざっと見てちょっと遊んだだけ。無料だからね。

 富山駅北口でJRの切符を見せると、通行証のようなものを渡され、南口改札を一旦出てから新幹線改札に入ります。その前に夕食の駅弁を購入。富山の駅弁は種類が多くて売り切れも少なく、また質も高いのでオススメです。

 富山始発の新幹線「つるぎ」で金沢へ。短区間のため、全車両は開放していません。「『サンダーバード』・『しらさぎ』ライナー」という感じの列車ですね。途中新高岡駅に停車。意外に高岡市街地が近いです。

 金沢からはサンダーバード。折り返しでなく、北東側から入ってきました。
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 今回は初めて高槻駅までの乗車。京都駅乗り換えが無くなった分、やはり楽ですね。高槻停車は42号以降なので、ちょっと遅くなるけどこの列車で正解だったと思いました。

 
 
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2018年09月11日

父子旅16th〜トロバスラストイヤーの立山黒部アルペンルート(2)黒部湖駅〜立山駅

 黒部ダムを楽しんだ後は、ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスと乗り継いで室堂に向かいます。

 ケーブルカーの黒部湖駅。次の便に乗れそうです。小学生までならアルペンルートの3ヶ所以上のスタンプを集めると景品がもらえるという企画をやっていた(ホームページにはあったが、現地ではあまり掲示なし)のですが、扇沢では台紙の在庫が尽きたそうで、「黒部湖で貰ってください」を言われました。ここで申し出て受け取ります。ついでに捺印。
 改札の列は個人客と団体客で分かれています。個人の方がきっぷのバーコード読み取りで、時間がかかるようです。
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 ここからのケーブルカーは全線地下で外の景色は見られません。
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 見どころと言えば、勾配が急なことと、途中の交換くらいでしょうか。
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 黒部平駅に到着です。登山の人以外は、ここは単なる乗り継ぎ駅です。なお、ケーブル黒部平駅はホームからの写真撮影禁止になってました。ケーブルカーの撮影は黒部湖駅でどうぞ。
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 到着時にロープウェイの整理券を貰うので、その時間まで屋上の展望台へ。

 これから乗るロープウェイの大観峰側。
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 ケーブルカーの黒部平駅。全線地下と言ってましたが、黒部平駅だけは本当は地上駅みたいですね。
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 ロープウェイに乗り込みます。どんどん出発という感じではなく、発車予定時間まで待ったので、乗客数を予測して便数を設定しているのかもしれません。
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 対向のロープウェイ搬器とすれ違います。
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 大観峰駅に到着。
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 ここでも屋上展望台(下の階の展望台でも黒部ダム側の景色は見られます)まで行きました。黒部湖の景色。
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 乗ってきたロープウェイ。
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 スタンプを押して、次に立山トンネルトロリーバスへ。
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 乗り込んだら女性の方が、子どもに最前列の席を代わってくれました。ありがとうございます。

 廃止された雷電駅跡、交換所を通って、室堂駅へ到着。
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 トロリーバスの後方はこんな感じ。ポールを引くロープを巻き取る装置が付いています。
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 3階まで上って、室堂平に出ます。
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 後方には立山(雄山)。あれ、尾根筋にあの棒みたいなのが無数に垂直に立っているのは...登山客の渋滞ですね。(画像を別ウインドウで開いていただくとわかると思います)
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 有名なみくりが池。
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 こっちはみどりが池。
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 これは再度、みくりが池。8月も半ば過ぎですが、残雪がありました。
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 湿地状の血の池。昔の火口で、鉄分で赤いらしいです。
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 昔は下の地獄谷まで行けたのですが、火山ガスの噴出が激しくなり、危険のため現在立ち入り禁止です。
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 左手に噴出するガスが見えるかな?音を立てて噴出してますから、かなりの量のようです。
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 このコース、40分で楽に1周できると思ったら、結構ぎりぎりで最後は小走りです。すぐに息が上がってしまい、高地であることを実感しました。

 何とか11:20分の高原バスに乗り込みます。次は40分後なので。
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 右手に劔岳が見え、車内放送でも案内されます。
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 美女平に到着。夜行明けなので、やはり寝てしまいました。
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 ケーブルを待つ間にスタンプ捺印と家内への土産購入。

 最後の立山ケーブルです。下側に貨車が連結されていて、大きなリュックなどはそちらへ。運転席(前方確認だけで運転はしていない)も貨車側です。
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 途中のトンネルを出たところで交換。
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 終点立山駅の手前で、立山砂防軌道の線路がすぐ傍を通ります。
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 立山駅到着です。
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 スタンプラリーの台紙を売店で提示すると、アルペンルートの乗り物柄の小さなクリアファイルが貰えました。小さいサイズは珍しいので、子どもは気に入ったようでした。(つづく)
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2018年09月10日

父子旅16th〜トロバスラストイヤーの立山黒部アルペンルート(1)さわやか信州号〜扇沢〜黒部ダム

 行ったのは8月19日の日曜日で、もうだいぶ前のことになりますがご容赦ください。

 立山黒部アルペンルート、黒部ダム〜扇沢間を走る関西電力のトロリーバスが車体更新時期を迎え、国内では特殊で割高なトロリーバスを止めて電気バスに置き換えることになりました。まだ、近年になって通常のバスから環境対策でトロリーバスに置き換えた立山トンネルバスのほうは当面トロリーバスで残るのですが、子どもがかなり乗りたいようなので、連れて行ってやることにしました。

 扇沢〜黒部ダム往復でも目的は果たせるのですが、せっかくならアルペンルートを通り抜けで走破したい。好天なら室堂では散策したいし、富山側にはいろいろと寄りたいところもあります。時間が読めないアルペンルートなので、扇沢→立山で移動し、余った時間で富山を観光したいところ。帰りがあまり遅くならないのも好都合です。

 扇沢は京阪神からはあまり行きやすくはないのですが、夏の間は夜行バス(高速路線バスではなく、ツアーバスのバラ売り形態)の「さわやか信州号」が扇沢直通(終点は栂池)であるようです。この「さわやか信州号」には大昔に家内と大阪→清里で乗車した記憶があります。4列シートの夜行バスは年齢的に遠慮したいところなのですが、他にいい移動手段が無いのと、隣が小学校6年生とはいえ、まだ小柄な息子なので、まあなんとか頑張って行こうと思います。残数が少なかったので急いでネット予約して、コンビニで払込。メールでチケットが来るという手順。出発は京都駅八条口の、高速バスターミナルではなく、路上のバス停となります。

 自宅を出て、最寄り駅のコンビニで明日の朝食(シリアルバーの類)と飲み物を購入。京都駅までJRで向かって指定のバス停に着くと、まだ別便がいる状態でした。近くの公衆トイレへ行き、コンビニで飲み物を追加。しばらくしてバス到着。入浴も済ませた夜行バス1泊なので、預け荷物も無く、指定された席に着いて定刻発。

 乗り込んだバス、確かに4列シートですが、座席などは夜行高速バス仕様のもの。大きくリクライニングするし、意外と快適でした。むしろ3列バスと違って、子どもが隣席なので安心できます。車内WIFIも完備で、いいバスでした。
 京都を出て、大津SAで休憩。
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 その後完全消灯で、梓川SAまでは下車できません。運用も含めてほとんど夜行高速バスでしたね。4列であることと、運転席との仕切りカーテンが無いくらいの差でしょうか。

 扇沢に到着。6:10の予定でしたが、5:45頃到着です。
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 まだ、ほぼ自家用車で来た客のみなので、きっぷ窓口に並ぶ列は長くありません。でもこれから1時間待つのは大変でしょうね。
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 他人事のように書いてるのは、Webきっぷで予約を入れているから。窓口が別なので、並ぶ必要がありません。
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 改札口や売店、食堂のある2階へのシャッターも閉まっています。
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そうそう、自販機は夏でも「あたたかい」飲み物が売られています。早朝なので薄手の長袖では少し寒いくらい。

 駅直下の駐車場はこんな感じ。
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この駅広場のベンチで、シリアルバー等の軽い朝食をとりました。晴れててよかった。


 少し離れて撮った、扇沢「駅」の全景。
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 建物の上、3階部分にバス停というか「駅」の乗り場があります。
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 駅の南側には自動車用のゲート。もちろん関電関係や黒部ダムへの業者の荷物搬入用で、一般車は入れません。早朝は結構入っていく車があるようでした。
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 2階へのシャッターが開いたので上ってみると、
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クマの剥製がお出迎え。

 改札口前はまだ無人。きっぷ窓口が開くと列ができて伸びていきます。
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 窓口オープン5分前。列が伸びてきました。
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 窓口がオープンし、Web予約窓口で無事購入。2階改札前の列に並ぶと、名物駅員さんから弁当の販売。私たちはきっぷ購入前に既に買ってありました。
 改札が始まり、3階の乗り場へ。
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 「トロバスラストイヤー」のラッピング車に乗り込みます。

 扇沢駅を出発。
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 少し坂を登ってからトンネルに入ります。
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 大きく曲がってから、自動車用トンネルと合流し、その後はほぼ直線になります。

 そして破砕帯通過。
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 わかりやすいように照明が青に変えられています。

 そして交換所。
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 関電大町トンネルは単線トンネルなので、中央部に交換施設が設けられています。但し、この日は朝一番の便だったので、交換相手のトロバスがいません。

 ダムに近づくと、左に分岐して坂を下ります。やがて黒部ダム駅が近づくと、駅がループ線になっているので、反対向きの道路(線路?)との分岐があり、道路路面はただの分岐路ですが、架線が分岐器(ポイント)になっています。
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右に大きくカーブします。ポール集電がよくわかります。(見えにくいかな?)
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 関電トンネルを走行する業務用車は遮断機で停止。
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 黒部ダム駅へ到着です。
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 ここから黒部ダムへ直接降りる道と、展望台に登る道に分かれるのですが、もちろん登ります!

 ヨッ、ヨッ、ヨッ、...ヨイショ、ヨイショ、ヨイショ...ハァ、ハァ、ハァ

 やっと着きました。ちょっと年齢を感じますが、それでもまだ登る根性と体力は残っていたようです。
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 これは黒部川上流側、

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 そしてダムを見下ろします。

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 コンクリートの壁に取り付けられた遊歩道の階段を下りていきます。実は今まで登るばかり(いつも立山→扇沢だった)だったので降りるのは初めて。下を向いて下りていくのは少し怖い感じがします。

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 大きな黒部ダムに感動して、写真の構図を考えているようです。

 以前はなかった、ダムより低い展望台の方へ向かいます。放水を間近で見物するのにつくられたようです。
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 ダム建築用のトロッコ。
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 ダムまで戻って上下の展望台への遊歩道を振り返ります。
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 殉職者の慰霊碑です。難工事で多数の方が亡くなられたところでもあります。
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 ダムの放水に二重の虹。
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 下流に架かっている橋。ここまで行くイベントもあるようです。
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 渡ってきたダムを、また歩いて戻ります。
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 時間が朝9時になったので、飲食コーナーが開店。お目当はダムカレー。子どもには念願の「ダムカレー」だったようです。同じような方がたくさんいて、食券販売機前には朝一から行列。
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 湖を眺めながらのダムカレー。

 ここに来るまで、「どうして『黒部ダムカレー』がグリーンカレー?」と疑問に思っていたのですが、現物を比べてみて理解できました。黒部湖の色だったんですね。

 この「黒部ダムカレー」結構辛口なので、子どもにはつらかったようです。少し残したのを私が美味しくいただきました。辛いのが苦手な人には中辛の「アーチダムカレー」、甘口の「お子様ダムカレー」があるようですよ。

 さて、携帯食でないちゃんとした朝食も食べたので、再びダムを渡り、対岸のトンネルに入ります。(つづく)
posted by malay at 23:41| Comment(0) | 子連れでおでかけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする