2025年01月17日

中国鉄道連絡船の旅 6日目 帰り道のちょっといいコト

今日は帰国の移動日です。

宿は部屋貸しなんだけど、建物はホテルなので、いつも玄関ロビー前にタクシーがいたのですが、この朝に限っておらず。

大通りまで出てDIDIを呼びました。停車禁止地域に停めさせたみたい。すんません。

空港に着いてチェックイン。荷物も含めてスルーはできないよう(説明は一部英語だが、こちらから英語で質問してもほぼ通じない)なので、乗り換えの南通で再チェックインです。

2時間前に空港に来たので、待合室に入ってからカップ麺の朝食。
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2日目に無錫空港で飲食店の値段表をみたら、日本より高いかも知れない衝撃価格だったので、中国人にならい、カップ麺の食事にしました。

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トマト味の麺、とてもトマトトマトした味で美味しかったですよ。

あと、昨日探して三亜の街をさまよった「南国」ブランドのお菓子が、何と空港売店で売られていました。1箱25元と高め(飲食店ほどぼったくりでない)ですけどね。また昨日いただいたものとは微妙に違う(ロール状と長方形のもののみ)のでした。

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さて、乗り込みです。南通経由瀋陽行き。

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乗客は家族連れが多く、飛行機に慣れていない人も多く、離陸までは賑やかでした。

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海南島、おもしろかったよ〜。

しばらくして機内食、どうせパン+クラッカー+ミカンの軽食でしょ、と思ったら、

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ホットミールやあ〜〜〜!

しかも何か2種類選べてるで。チーロウは鶏肉、もう一つはユイロウ?あ、魚肉でユイロウか。

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鶏または魚にごはんのにんじん添え、ボックスにはケーキ、ザーサイ、カットメロン、そしてあの「南国」ブランドのお菓子!

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うん、これこれ。香料かもしれないけど、これだけがココナッツの香りがして美味しい。

昨年の中国旅行で感じたんですけど、中国の菓子の、例えば「クルミ」ってあったとしたら、成分にクルミが入っているということだけであって、クルミっぽい味がするかどうかには割と無頓着だと感じるんですよね。この手の「ココナッツ」菓子のうち、風味を感じるのは「南国」ブランドだけだったんです。

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南通の街が見えてきました。元は大きくない街だったようですが、近年工業団地として急速に発展してきたそうなので、 完全に計画都市でビルが立ち並んでいます。南通空港も比較的新しい空港です。

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ただ、午後の国際線は2便だけでした。

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サイズ的には旭川空港くらいかなあ...奥の国内線側にコンビニとKFCがありました。

国際線は出発2時間前にならないと係員も来ず、入れば搭乗口が2ヶ所だけです。利点としては浦東空港のようにやたら歩かされたり、混んだりしないことですね。

保安検査、 出国審査の後、数名のグループの女性に英語で呼び止められました。時間があればお話伺って良いですか、写真とっても良いですかとのこと。
内容は中国でキャッシュレス決済を使っているか、クレジットカードはどんなのを使っているか、このマーク(EXCHANGE貨幣兌換マーク、知らなかった)を知っているか、中国にはよく来るのかなどなど。
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そしてお礼の品物をもらいました。
中国人旅行者がよく使ってる、まず茶葉を入れて、金網をのっけて鉄道車内や空港でお湯を入れて、お茶をつくって持ち歩く、アレです。右はキャッシュレス決済の中・英語パンフと、やはりいただいた江蘇省のキーホルダー。やったあ!

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小さな国際線ロビーですが、コンビニは開いてました。

あ、あと英語アナウンスなのに「関西」をグアンシーと呼んでましたね。

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帰りの飛行機、行きと同じB737−800ですが後方は空席が目立ちました。

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空港の東側は、水路を挟んで住宅が立ち並ぶ農村地帯。

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長江に映る夕陽です。

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お、帰りは2時間未満のフライトなのに、またもやホットミールが!

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この南通積み込みの機内食、温かいだけでなく、味もほんとに美味しかったです。乗り換え楽だし、また機会があれば(つまり安ければ)使おうっと。 でも出発日を早めるのはお願いだからやめてください。


あと、気に入らないことをひとつ。

何って、VISIT JAPAN WEBですよ。税関は手書きの書類なら1家族1枚で良かったはずなので、息子を同伴家族として登録し 、QRコードを出したんですが、

関西空港税関で電子申告端末にかざすと、結局手続きできたのは私の分だけなんですね。 QRコード画面も2人目の分が出そうな感じに見えるんですけど、出ないんですよ何も。

案内人が「お二人ともQRコードは出されました?あ、お一人だけなんですね。じゃあこちらになります。」と結局有人検査のカウンターへ案内されました。空いてたから良かったけど、これ混んでたら並ばされるのかね?

ブチギレる私を息子が「まあまあ」となだめてくれました。

結局は単独渡航者を前提としてつくられていて、「成人家族を同伴家族として登録すると、必ず有人検査になる」 のですね。それならそうと、システム入力時に案内表示するとか、もう成人は個別手続きにするが、携行品は一括になるよう紐づけるとか考えないのでしょうか?

これでは紙の税関申告カードを事前に書いておく(しかも帰国時に税関前の端末で申告手続要)だけの意味しかなく、旅行者も税関職員も手間を増やさせられているだけのクソシステムなんじゃないかと思います。

国が旗振って実施したデジタル化は、だいたいロクでもないモノになる、そう感じますね。
posted by malay at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 父子旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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