2023年04月02日

18きっぷ消化旅〜桜咲く三方五湖へ 一周サイクリングと年縞博物館

(※半年以上前の旅行記ゆえ、他所で書いた文章をそのまま流用しております)
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早朝出発で、湖西線を北上 朝陽に浮かぶ近江富士

敦賀から小浜線で三方駅
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向かいの線路が剥がされたホームには立派な桜の木


駅でレンタサイクルを借りる
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電動アシスト自転車で山の上の展望台まで行こうと思っていたけど、既に予約が入っているそうで普通の自転車(変速付き)を借りる さすがに急な山道は登れないので三方五湖一周サイクリングロードにコース変更

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来るまでは知らなかったけれど、このあたりは梅が名産で沿道は梅園が延々と続いている

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東半分はこんな道 車は来ないのでのんびり楽しめる

ほぼ湖畔に沿って走り、急坂があってもごく短い距離

むしろ風の影響が大きかった

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杉林の林床に咲いていた花

よく似た園芸品種っぽいのを玄関先に植えていた家もあったな

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水鳥がたくさんいて、私の自転車の音を警戒し湖岸から離れていく様子

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湖の周辺には桜が多く植えられていて心和む 山の斜面にも多く、景勝地として農林漁業だけでなく古くから観光に力を入れてきたのだろうと推測する

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三方五湖と言うけれど、サイクリングロードはそのうち海に面していない三湖を回っている

これは水月湖(すいげつこ)の北西側からの眺め 三方駅からは一番離れた反対側

ここから湖の西側に入るが車道になり車、そしてバイクも多い

飲食店・土産物屋も出てきて、観光産業的にはメインルートになる

途中のJA梅の里会館で土産を購入した

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福井県年縞博物館

年縞について|福井県年縞博物館 公式HP
湖底に積もった堆積物の層が年輪のようになり、放射性炭素同位体による年代測定の誤差を修正する「ものさし」として用いられる

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三方五湖の水月湖には世界でも他に例がない、現在に至る7万年の年縞があり世界標準の一つとして認定されているそうだ

これは掘り出した年縞を酸素に触れないままスライスして凍結乾燥し水分を樹脂に置き換えた「年縞のステンドグラス」なんだそう

左端が現在で、平均して一年は0.7mmの厚さとのこと

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いくつもの断片に分かれているので、それらを対比することで7万年間の年代がわかる
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さらに含まれる花粉などから過去の気候が推定され、火山灰層(↑の真ん中)から火山の噴火と正確な年代決定、水中地滑りの跡から地震が推定されるらしい

三方断層の西側で沈下が続いているため、湖底が浅くならず生物に撹乱されないことが、年縞がこれほど長い期間残された理由なんだそう

このあと隣の「若狭三方縄文博物館」にも立ち寄る

歴史オンチなのと、レンタサイクルの返却時間が迫っていてさらっと覗いただけだが、元々は

縄文遺跡の発掘と研究→三方湖で年縞発見(世界標準には不認定)→他の湖を調査→水月湖で世界最長規模の年縞発見→世界標準の一つに認定

という流れで、縄文遺跡から全てが始まったらしい

また、周囲には多くの古墳があるとのこと

ここ、また来たい

次は電動アシスト自転車を予約して展望台まで行きたい

梅の花の咲く時期はどんなだろ?

時間的にももう少しゆっくりしたいところ

駅の近くに温泉施設もあったし

京阪神からの日帰り〜1泊旅行にちょうど良い感じのところです
posted by malay at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとり旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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