2025年03月25日

鉄道と船で行く中国大連-4日目 大連→大阪

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大連火車站すぐそばのホテルをチェックアウトし、火車站西側のアンダーパスをくぐり、南側の広場に出ます。

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そのまま地下鉄2号線の青泥窪橋駅まで歩くつもりでしたが、トロリーバス発見。

通過停留所を見ると、地下鉄1号線・2号線のジャンクションとなっている西安路があったので、そこまでトロリーバスで行くことにしました。

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電気バスに置き換わりつつあり、現役トロリーバスも単に充電のための電源を短区間でとっているような広州と違って、こちらは常時トロリーから集電でした。ただトロリーバス路線はこの101路のみのようですね。

私はトイレが近いので、地下鉄駅に入ってまずトイレへ。

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駅により改札外だったり、改札内だったりするんですけど、こういうホームの端っこに設置されてある駅が多いと思います。

2号線で機場(空港)駅まで向かいます。

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大連地下鉄のアザラシのキャラクター、名前があるのかな?

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現在新空港建設中だそうですが、確かに現在の周水子空港は中国の空港としては小さめですね。2階に国内線と、国際線+出国手続き+保安検査と集中しており、使いやすいのですが混むと大変かもしれませんね。

国際線の本数はそれほど多くないようです。

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搭乗口に春秋航空のA320がやって来ました。

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早発して西方向へ離陸、眼下には雪が融けたスキー場らしきものも見えます。

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ターンして大連中心部の上空を通過。昨日到着した国際旅客船ターミナルの埠頭が見えます。

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予約しておいた春秋航空の機内食、710円。飲料水が付くのかと思ったら食事のみでした。内容は値段相応だと思います。ご飯が山盛りで量的には十分。

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雲の隙間から一昨日までいたインチョンが見えました。

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この後、かなり揺れましたが間もなく関西空港。淡路島とその南にある沼島が見えてきました。

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淡路島の由良と城ヶ島ですね。南からの進入ルートでしょう。

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海面すれすれに飛んで関空到着。LCCでリクライニングもしない狭い座席なので日中線の2時間強が限界かなあ。

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LCC専用の第2ターミナルなので歩きです。帰国も自動化ゲートなし。

荷物が出てこないのでおかしいなと思ってたら、不審な荷物だったのか(ほぼ菓子と衣類ですが)別に運ばれて来たみたいです。 探知犬のチェックを受けてOK。

旅行中ずっと晴天〜曇天でしたが、帰国したら雨。日本は降水量が多いんだなということを実感しました。

次はいつになるかわかりませんが、大連から陸路で旅を続けたいと思います。今回はここまで。
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鉄道と船で行く中国大連-3日目 大連到着・路面電車など


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デッキから望む朝陽。

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島影が見てきました。

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7:00から朝食。夕食と同じく現金8000ウォンまたは40元。船員さんが呼んでくれるのは嬉しいが、食事内容についてはもう何も言うまい。給食だな、こりゃ。

再びまだ人の少ないデッキで撮影していると、中国人団体旅行客のおばちゃんが話しかけてきて、身振り手振りで自分のスマホで撮ってくれと、

中国人らしくモデルのようなポーズ、

動画で海からパンしておばちゃんに、

さらにデッキで舞うおばちゃんの動画、Tiktokとかに上げるのかな?

かなり付き合ってあげて、謝謝你!(你がつくと強めの感謝)と感謝されました。

カタコトの中国語と身振り手振りで、やるなあおばちゃん。コミュニケーションの達人や。

いま横でも記念撮影大会中。修学旅行みたいで楽しそう。
この後も船内での撮影に付き合って、謝謝の返答「プーカーチ(不客気)」を思い出したら、褒めてもらえました。

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大連の街が見えてきました。1月に買ったけど使えなかった(当時の私の機種が中国のバンドに対応せず→iPhoneに機種変更しました)中国香港SIMを差し替えるも、うまくつながらず。一度出して再度差し込み、再起動でやっと認識。中国で通信手段がないとスマホ払いができずに詰むからね。ホッとした。

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減速した船にPILOTと書かれた船が近づき、

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水先案内人が乗り込みました。

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船室です。窓側の寝台でした。エコノミー2の雑魚寝マス席で予約したのですが、他の客がいないためアップグレードされたんじゃないかと思います。

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枕カバーが付けられており、快適な寝台でした。ただ昔の船なのでベッド周りにコンセントはなく、案内所横のテーブルタップで無料で充電できるようになってました。韓国式の2丸穴と、ユニバーサルがそれぞれ5口くらいあったと思います。

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湾内に入りました。大連中心部は半島になっていて、港はその北岸になります。

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最近開発されたらしい、東方威尼斯(ベニス)水城。

ハウステンボスのような異国風情を楽しむエリアみたいです。周辺には高級マンション街が広がります。

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タグボートが寄ってきました。

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他の船舶と縦に並べて市街地に一番近い埠頭に着岸します。山がちな地形で大連の港は近深な良港のようですね。

荷物を持ってホールに降りると、船員さんが私を呼びにきました。外国人だけ先に下船するようです。

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市街地側に着岸しましたが、結局荷物を持って埠頭の先端側まで移動するのでした。ここは撮影自由なようです。で、外国人は私を含めて4名だけでしたね。そして私だけPCR検査か抗原検査のサンプルに選ばれ、綿棒で咽頭部をクリクリするのにお付き合いしました。

建物に入って入国審査、当然待ち時間ゼロなんですが、私の指紋がうまく採取できずに時間がかかります。手が乾いているんでしょうね(だから紙をめくるのが苦手です)。ジェルで手を濡らして、揉んで広げてから読み取らせてやっとOK。税関は荷物のX線検査だけでした。

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船の真横に出てきました。有村産業時代とカラーリングは変わってますが、 優美な船型だと思います。

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埠頭の門をくぐります。

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路面電車の廃車体を利用した案内所?

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埠頭を出て正面にいきなり古そうな建物。日本統治時代のものなんでしょうね。

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地下鉄に乗るため歩いて港湾広場に出ると、再び古い建築。たくさんあるみたいですね。

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地下鉄はAlipayで切符を買って乗ります。このときは小銭(バス乗車時に使えるようにするため)が欲しかったので現金払いしましたが、他は支付(スマホ払い)です。大連地下鉄ミニアプリでそのまま乗れるはずなんですけど、インストールがよくわからなかったんですよね。券売機で行き先選択、支払方法確認、スマホに移ってAlipayでスキャン、確認、 クレジットカード払いのパスワード入力、確認と結構手間がかかるんですよ。ただ券売機使う人があまりいないから並ぶことは無いですね。

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海之韵駅で下車、海岸の方へ向かいます。

航空博覧園という、少し子ども向けの飛行機を展示した施設があるそうなのですが、

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何機か機体があるものの、

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閉まってました...

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柵の向こうにも飛行機があるんですけど、

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そして公園敷地外にある機体は荒れ果てた姿に、

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手の届かない高さだと大丈夫なようですけどね。

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どうやら整備し直しているようです。

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海沿いには出られるので、プロムナードまできました。

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消波ブロックにたたずむニャンコちゃん。

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あきらめて、次の目的である路面電車の乗り場までバスで行きます。バスはAlipayの明珠カードミニアプリのQRコードで乗れました。大連はカメラがちゃんと見える位置に取り付けられているのでわかりやすいです。

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華楽広場というところまで行き、安全地帯がないので道路から路面電車に乗ったのですが、

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折り返すと思ったら逆方向に走り始めたんですよね。どういうこと?

あ、そういえば大連の有軌電車が延伸されるという話を昔に読んだ記憶があります。それのようですね。

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路面電車の歴史、植民統治時代に始まり、外国人専用の白い電車に中国人は乗れなかったことなどが書かれていますね。

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終点には電車を模したお土産屋さんがありました。もちろん電車グッズもあります。(マニア向けではない)

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折り返しの電車に乗ったら、先ほど乗車した華楽広場でここまでだと、どうやらここで系統分離されているようです。そういえば延伸部は201区間車と表示されていました。

ここで通常の201路に乗り換えです。この大連有軌電車、つまり路面電車は日本統治時代からの車両が走る (復古と書かれてあったが、新製ではないと思う) いま大連の観光の目玉になっているようでした。カメラやスマホを構える人多数。

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結局終点の興工路まで乗りました。

大連火車站では降り場と乗り場がずらしてあって、降車客が降りたあとに電車が少し移動する間(出発まで?)に再度乗り越し分の支払いをQRコードで済ませると、全線1.3元で乗れるようでした。ICカードの場合の扱いはよくわかりませんでした。支払い機の運賃表示に2元と書いてあるのは全線乗車時の料金のようです。また、延伸部の区間車は無料と書かれているサイトもありますが、現在は通し運賃という扱いのようです。

いやはや、なんともお安い大連の名物観光ポイントです。時間がかかるので私のように全線乗り通す客はほぼ無く、観光客も含めてほとんどの客が短区間利用ですね。地元の人も半分アトラクションとして楽しんでいる感じです。

あと、大連に来るまで路線は平坦だと思っていたんですが、大連火車站を含む中心部は、山が海に迫る神戸、長崎のような地形で埋め立て部が少なく、海岸線と平行に移動していてもそこそこのアップダウンがあります。運転席の横に砂袋らしきものがあり、空転時に撒くのだと思います。

あと、折り返し時の進路切り替えは、ポイントの転轍機さえ無くて車掌による「手動」 です。バールのようなもので可動部を2本の線路とも(連動していない)動かすという、極めて原始的な方法です。そもそも転轍機が無いので故障がなく、それは積雪や凍結に対して一番強いのかもしれませんね。

↑詳しくは動画をご覧ください。大連は後半です。進路切り替えは36:45から。

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予定外に長時間乗車となったので、トイレを借りにモールに入ったらウォルマートがありました。

1時間ほどお土産購入。大連はこれといった目玉観光地が無いので、いわゆるお土産(ばら撒き用)屋さんというのが見当たらないんですよ。こういうときは大型スーパーですね。

大荷物になったので、ホテルにチェックインして部屋に置きます。

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大連站(駅)北側に隣接した、開元美居ホテル。

ここ、部屋が鉄道駅側だと中国鉄路の大連站に発着する列車が見えるそうですが、残念ながら広場側でした。高架線路を走る地下鉄3号線の電車が少しだけ見えます。部屋番号の奇数が南向きで火車站側、偶数が北向きの広場かつ3号線大連站側なので、宿泊される方はリクエストすると良いかもしれません。ただ高速鉄道の多くは大連北站発着で、大連站まで入る列車はそれほど多くないと思います。

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部屋は結構広くてこんな感じ。シャワーとトイレは分かれてます。シーズンオフのためか、ダブルで3315円(Trip.com)でした。 英語はあまり通じないので、フロントとの連絡用にWechatを登録するよう促されます。中国のビジホは大体このパターンですね。

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買った土産とザック(中身はほぼ着替えと防寒具)を置いて、小型のデイバッグ一つで観光を続けます。ホテル横に線路のアンダーパスがあるので、そこを通って大連駅前へ。

ここ勝利広場地下商場という迷路な商店街らしいのですが、防寒用のシートが吊るされていて見通せず、どことどこがつながっているかわからず、しかも結構閉めている店も多くてシャッター街の様相もあるので、入り込むことさえできずに地上に出てきました。

地鉄站の表示を辿っていくと、青泥窪橋駅へいくつもりが、隣の友好広場駅へ。

同じ2号線なので乗車、西安路駅で乗り換えて1号線で星海広場駅へ。

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元々は日本統治時代に開発されたそうなんですが、大連中心部からすると南の郊外、海に面したところに巨大な楕円形の星海広場があります。周辺は高級マンション街。随分洋風のつくりなんですね。

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星海広場の外周道路に沿って、街路樹の間にこのような彫刻(古いものではない)がずっと配置されています。ほぼスポーツに関するものですかね。

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南端まで来ました。中心はこのような噴水を挟む遊歩道になっているようですね。最近まで寒かったので、水は抜かれているようでした。

これを挟んで駐車場になっており、また広場内を横切る道路もあったりと、巨大ではあるんですが全体像がつかみにくい、公園にしてもイベント会場にしても中途半端な感じがしました。中国政府自身が整備したものではないからかもしれません。

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さらに南に行くと海が見え、吊り橋が正面に。考えて設計されてますねえ。

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海岸線では大仁フェリーをはるかに上回るカモメの餌付け大会です。菓子類は良くないからか、専用の餌まで売ってます。

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海に面して左から風が吹いてるので、餌やりの場所で向かい風になるよう、カモメは左回り(上から見ると反時計回り)にグルグル回ってます。頭上を通るので、落とし物が怖いですね。(知らぬ間にちょっと引っ掛けられていました...)

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その手前はこういうハーフパイプ型の建築物になっていて、下は公共トイレと管理施設になっていました。

ここは海風が入って結構寒かったです。

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中央の噴水沿い(楕円の長半径)を歩いて、広場の中心へ。

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音楽噴泉になってました。いまの時期はやってないみたいです。

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スキーの彫刻。中央はかかとが浮いているのでクロカン?にしては板が広いですね。

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こっちは体操競技ですね。

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新型車両のみが走る有軌電車202路で中心部へ戻ります。

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さっき来た興工路、ウォルマート前に戻ってきました。

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お昼を摂っていなかったので、地下食堂街で昼食。適当に頼んだ、肉に衣をつけて胡瓜と炒めたもの+白飯で17元。370円くらいかな。美味しかったです。庶民的な店でもそうそう外れないのが中華圏の良さですよね。

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中山広場にきました。立ち並ぶ日本統治時代の建物を生かし、新しく建てる建築物もそれと調和するよう、色合いや高さなどよく考えて建てられていますね。この広場から見上げる角度を計算して、完全には隠れないが、圧迫感のない高さに抑えているように思います。札幌の時計台もこうだったらなあって、

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陽が暮れてくるとライトアップされて、これも綺麗ですね。

さて、晩飯は餃子にしようと、庶民的な店をGoogleMapで探しました。ただ中国でGoogleMapはかなりずれるので、住所を高徳地図で調べてみると、何のことはない、駅前の飲食店が並ぶ、お昼に前を通ったお店の一軒でした。

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大連名物海螺(ウニ)餃子とかも食べたかったんですけど、全品目2両(小麦粉100g)からということで、一人だと値段的にご馳走になりすぎるので今回はパス。意外にナマコ餃子が一番高いんですね...日本人にはナマコ=高級食材という感覚がないからですかねえ。

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普通に牛肉餃子3両、9元×3=27元(600円くらい)にしました。初中国の頃は、粉物はみな「両」単位だったので、2両:少なめの1食 3両:男でもそこそこ満足の1食 という感覚はまだ覚えています。あと中国で餃子は「主食」なので、これに飯とかはつけません。黒酢をつけていただきます。

味はとても美味しかったです。大連は本場ですからね。 良かった、良かった。

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駅前の広場にはスケートボードのパークというんでしょうか、ありました。中国も随分変わってきましたね。

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何の建物かはわからないんですけど、綺麗にライトアップされてます。

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もう土産も買ってしまったし、暇なのでまた路面電車に乗ることにします。LEDか電球をぐるぐる巻きにしてるけど、いまは点けていないようですね。

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最初に乗った華楽広場まで行き、坂道を下って地下鉄2号線の東港駅のあたりに来ました。最近開発された高級住宅街のようですよね〜。

2号線で青泥窪橋駅へ、5号線に乗り換えて海底を通り(当然乗っててわからないけど、やたら駅間が長い)ずっと北の后塩駅まで行きました。周辺に高層住宅は並んでいるけど、駅前はまだまだ開発中で荒地のようです。露天の八百屋がガンガン音楽をかけて唯一駅前で営業中でした。一旦降りて、すぐ乗るのも不審者ぽいので別の入り口に行くと、券売機が全停止中。 めったに切符買う客いないんでしょうね。1台だけ動かしてもらい、無事購入できました。

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地下鉄とは言い難い高架鉄道の3号線で大連站に戻ります。

特に最近増えた高速地下鉄でもないようで、北郊と中心部を結ぶ近郊鉄道のようなものかと思います。駅間が長いからか車両は2扉車でした。

明日は帰国です。
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鉄道と船で行く中国大連-2日目 釜山→ソウル→仁川(インチョン)→BIRYONG(元クルーズフェリー飛龍21)

韓国の高速鉄道は早朝から走ってます。何と朝4時台から走ってるんですよ〜。

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私は6:11発のKTXでソウルへ。割引があるTrip.comで事前予約。同じKTXでも料金が異なり、この列車は安めでした。所要時間がやや長く「〜経由」が書かれていたので、おそらく在来線を走る区間が長いのだと思います。また残席数で値段が変わるようでした(最安値にならなかった)。

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KTXの車内。座席が転換しない旧型です。早めに予約したので進行方向の窓側が取れました。

リクライニングはしますが、座面が前にスライドするタイプ。座席幅が狭く、シートピッチも広くはなく、昔乗ったセマウル号(普通車でも日本のグリーン車並み)とは雲泥の差ですね。導入時に韓国での評判がよろしくなかったのもわかります。

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ソウル駅に到着しました。ソウルに近づくにつれてだんだん混んできて、最後はほぼ満席。旅行や出張というより、荷物の少ない通勤客みたいな人が結構多かったですね。

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跨線橋から見下ろすとこんな感じ。結構な人の量で、通路では人の流れを整理していました。

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地下鉄乗り換え口を入り(WOWPASSのTマネーをチャージ済み)、1号線のりばへ向かいます。

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分岐駅で乗り継いでインチョン着。一つ手前のトンインチョン(東仁川)までは快速があるはずなのですが、よくわかりませんでした。

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駅舎はちょっと古風(日本なら昭和)な感じですね。

さて、ここから月尾海(ウォルミバダ)列車に乗ります。

この列車、不祥事まみれで韓国の闇の部分を凝縮したようないわくつきの観光鉄道なんですが、10年かかってほぼ全面的に作り直されてやっと開業にこぎつけました。

インチョン駅の南に隣接した月尾海駅、エレベータで上がって乗り場へ。

券売機は英語にも切り替えられるのですが、最初わからずに困っていると係員のお兄さんが助けにきてくれました。大人11000ウォン(1200円くらい?)で、途中下車が1回(2回と書いてあるサイトもあり)可能なようです。

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月尾海駅を出発。

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小型車両による2両編成の新交通システムで、 無人運転のため展望は良好です。運転士はいませんが、ガイドが乗車していて、周辺の案内をしているみたいです。乗客の質問にも答えていました。なかなか楽しい!

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最初は港湾・工業地帯を走ります。 これはペインティングされた、おそらく穀物倉庫だと思います。

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こういうところで直線的に走らず、あえて展示されている船(朝鮮戦争時のもの)の周りを大回りしていくので、交通機関というより、これ自体が観光施設なのだとわかります。

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こういう工場も上から俯瞰できて、産業観光の一面もあるようです。

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次いで飲食店や宿泊施設が並ぶ(高架線路の左下側なので写ってません)エリアを走り、さらに遊園地の横を通過。博物館駅で下車しました。

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駅に隣接した国立海洋博物館。 ここがですね、口コミによると立派な建物の割に展示物が少なく、まだ未完成のようとかいろいろ書かれており、大阪人としては
「なにわの海の時空館」とか、
「私のしごと館」とか、
いろいろ思い出すわけですよ。
で、行ってみたところ(撮影禁止のため写真はありません)
・2階は海から見た朝鮮半島を取りまく歴史と現代の海運の役割、3階は海洋と生活、それに特別展
・なにより入場無料なので見せてもらう外国人としては文句はない。東アジア史に詳しければ興味深いだろう 映像展示は韓国語がわからないと無理 展示物の札は英語併記が多いが、解説文は韓国語のみが多い
・しかし極めて立派な建物に贅沢なスペース利用、要は展示内容の密度が低く、建物に対する展示室面積の少なさも相まって、韓国人にとっては「税金の無駄遣い」という感想を持つのは自然なこと
と感じました。やっぱり関西にあった両館に近いものを感じますね。海運業あたりが出資してるのかなとか、建築業者は儲かったんだろうなとか、建物はとても立派だし展望室もあるから展示室以外は写真撮影可にしてほしいなとか、そういう感想です。 思い切って無料にしているので、見学者からコスパ面での批判は免れるでしょう。
今後、展示内容が充実していくのなら、むしろ有料でも見学すべき場所になるでしょうね。
あ、1階はこども博物館(大きなプレイルーム)になってます。予約制だそうです。

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博物館の裏はすぐ海になっていますが、この時は潮が引いていました。インチョンは干満差が大きいそうです。しかも遠浅のようですね。だから港に入るのに閘門があります。その閘門を見学できる施設に向かいます。

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10分ほど歩いて、インチョン港閘門広報館に行きました。

4階展示室までエレベータで上がり、さらに階段で5階展望台に上がります。

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管制塔みたいな建物の傍に閘門があり、ちょっと見えにくいんですけど警備艇か軍艦(灰色の船)と後方に民間船(右端)がいます。2枚前の写真に写っていた船で、引き潮の海から仁川港に水位を上げて入港します。 閘門の周囲には近づけないようになってますね。

日本でも干満差の大きい有明海の三池港に同様の施設があると聞きます。世界遺産の一部でもありますね。

そろそろ昼食をとってフェリーターミナルに行く時間なので、博物館駅まで戻り、月尾海列車に再乗車。

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時間がなくて見学できなかった、韓国移民史博物館。列車の窓から。

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先ほどの閘門広報館。列車から閘門は少し離れているので、見たければここまで実際に行ったほうが良いです。バスならあまり歩かずに近くまで行けます。

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線路はラケット型に敷かれており、先ほどの分岐点まで戻ってきました。

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この分岐点に車庫があります。ポイントでなくトラバーサ(列車を乗せて線路ごと水平移動する装置)になってますね。

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月尾海駅に戻ってきました。実はここもポイントでなくトラバーサなんですよ。

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インチョン駅前から広がる中華街(インチョン随一の観光名所 韓国では「チャイナタウン」と呼ばれる)で昼食です。

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ただこの後、中国に行くので韓国の中華料理(在韓中国人によるものらしい)であるジャージャー麺にしました。海鮮ジャージャー麺、11000ウォン(1200円くらい)だったと思います。イカ・エビ等が豊富に入っていて美味しかったです。メニューのパネルが最初読めず、日本人だと告げたらメニューを持ってきてくれました。そして帰りには「アリガトウゴザイマシタ」と、日本人結構来るのかな?

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仁川では地下線になっている 水仁・盆唐線 とバスを乗り継いで、フェリー乗り場へ。

ただ2駅目で降りるべきなのに、間違って1駅目で降りてしまい(漢字じゃないのでナビを見て直感的に認識しづらいと言い訳)、約10分後の次の電車を待ちます。

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スンイ(崇義)駅からバス。直通の13番に乗るはずだったのですが、時間に余裕が無くなってきたのでNAVERマップが示す36番→16-1番の乗り継ぎで行くことに。

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ここでバスを待ち、乗車。次のバス停の音声案内は聞き取れず、画面表示は無さそうなので、地図アプリで確認しながらです。

ただこの乗り継ぎがですね、バスターミナルみたいなところがあるのかと思ったら、港湾の広く交通量の多い道路の、信号付き横断歩道を挟んだ向かい側のバス停への移動なんですよ。その乗り継ぎ時間がわずか2分!当然信号に引っかかって乗れませんでした。(精神的に余裕がなく写真なし)

次のバスが10数分後くらいに来て、何とか「仁川港国際旅客ターミナル」へ。降車時にボタンを押したんですが、バスがどこで停まるのかわからず座っていたら通過しそう!いつの間にか「次停車」ランプが消えており、再度プッシュ!韓国のバスでは降車前に立っておかないと通過されるというのを知りました。

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2階のホールに上がり、大連行きのカウンターでパスポートを出してチケットを受け取ります。チェックインカウンターのお兄さんは日本語が話せました。

この航路の予約が今回の旅行で一番苦労したところです。船会社のウェブサイトはあるものの韓・中(中国語は完全ではない)のみなので翻訳しながら予約を進めるも、最終的にVISA・MASTERといった国際クレジットカードが通らないというところで一旦詰んでしまいました。ただ、使える支払い方法に一つだけ「UnionPay」があるのを発見。そういえば1月に中国江蘇省南通の空港でインタビューを受けた時、中国で使う支払い方法にWechatpay、Alipayの名を挙げたら「UnionPayもね」みたいなことを言ってたなあと思い出し、ネットで銀聯カードの画像をみるとUnionPayと書いてある。「中国行きの船だし、このUnionpayが中国のを意味してるなら、銀聯カード作れば使えるのでは?」と考え、申し込んで送られてきたカードで試してみると、

予約成功! やったあ!

フェリー専門の予約サイト(使ったことがない)なんてのもあるのですが、そちらはノーマル運賃+手数料みたいなんですよ。ところが直接予約するとそのときの空席状況で値が変わるようですが、私の場合は半額(運賃部分のみ)になりました。 最初は40%引きだったのですが、銀聯カードを待っている間に値が下がりました。普通の人は飛行機で行く時代に船が満席になることは少ないのでしょう。当日港で購入だとこちらもやはりノーマル運賃になるようでした。

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この日は大連行きと煙台行きの便があります。どちらも遅れているようです。荷役の関係か干満の影響かでしょうね。

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インチョン港国際旅客ターミナルは、予約状況からガラガラだと思ったら、待合室は中国人団体で一杯。煙台行きと2便あるけど、出国手続きの大連行きの 札の前にはもう荷物が並べてあります。出航は17時、17時半、2つの情報があったけど、遅れて19時らしい。

ターミナルには船の見える展望エリアがあるんですけど、撮影禁止。 これは残念です。大連行きの船は元有村産業のクルーズフェリー飛龍、現船名はBIRYONG(飛龍)。もうすぐ引退という話も聞きました。煙台行きの船の方が大きいですが、飛龍の方が格好良い船型です。大連で写真撮れるかな〜?

17:30出国手続き開始。 船は荷物量の制限がほぼ無いようなので、みなさん大きな荷物を抱えてます。
岸壁までは飛行機の搭乗のようなバスに乗ります。その後荷物を持って乗船時のタラップを登るのは大変なようでした。
結局18時頃出航。遅れてるのか、早発なのか...

出航して離岸すると中国人客がバシバシ写真を撮り始めたので私も撮影開始。

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仁川港国際旅客ターミナル。

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餌付けするのでカモメが船を追いかけています。パン1枚ごと取られた客も。
港を出て、橋をくぐって黄海に出ます。

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エントランスホールの階段踊り場にある、龍の彫刻。

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作者のことばが日本語なのは、先ほども書いたようにこの船が元日本船だからなんですね。中国人好みであろう龍はともかく、この表示を外さずによく残してくれたなと思います。

大阪・名古屋〜那覇〜宮古〜石垣〜基隆の航路を運行していた有村産業の「クルーズフェリー飛龍21」で、同社の倒産後はマルエーフェリーの東京〜那覇航路に使用されました。現船名、BIRYONGは「飛龍」のことで、元の船名を生かしてくれています。Wikipediaには同型船「クルーズフェリー飛龍」が仁川〜丹東航路に就航していると記述がありますが、そちらはもう船が変わっているようです。

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そして通路の突き当たりには石敢当があるんですよ〜。沖縄の船ですねえ。

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そんなことをしている間に仁川大橋を通過してしまいました...

夕食時間を尋ねると19時からとのこと。言葉が通じない日本人客に気を遣ってくれ、船内放送の後に船室までわざわざ呼びにきてくれました。船員さんとても親切です。

レセプションで、8000ウォンまたは40元(船なので現金 約900円)で食事券を購入。

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で、これ。左上の肉団子みたいなのは一人ずつ入れられ、他の3種(漬物・佃煮の類)は好きなだけ自分で取ります。 それと白飯、汁物が加わります。
そして結構辛い。韓国料理の一品一品って食べてみるまで辛さの程度がわからないんですよ。これ大丈夫だろうと思って取ったらすごく辛かったり、これ辛そうと少なめに取ったらそれほど辛くなかったりとか。

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レストランの席がガラガラで異様に空いている理由がわかりました...

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海を見ながらの食事、楽しいはずなんですが...
船上だから割高なのは仕方ないにしても、もう少し何か欲しかったですね。

むしろ作業ベストを着ていた、東南アジア〜南アジア系らしき船員さんが持っていた、白飯にチキンを乗せた食事の方が美味しそうでしたよ。

口直しに食堂入り口の売店で、マンゴージュースを購入。1000ウォン。ここで昔(2006年)旅行で残った1000ウォンを出したら怪訝な顔をされ、食券購入時のお釣りの新札だと受け取ってもらえました。韓国のお札変わってたんですね。

地図アプリで確認すると、通常航路がそうなのか、この数日の北朝鮮のミサイル発射の関係なのか、かなり南に迂回してから黄海に出ているようです。

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この日は満月だったんですね。大潮で潮の引きが大きかったのだなあと納得しました。

ほぼ波の揺れもなく、静かな月夜の航海です。

船旅の友、アネロンニスキャップ(最強酔い止め薬) の出番はなさそうです。

翌朝は大連です。
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鉄道と船で行く中国大連-1日目 大阪→釜山

いまから40年前にナホトカ航路+シベリア鉄道でヨーロッパ、その翌年には上海行きのフェリー鑑真号で中国に渡り、雲南省まで鉄道で行きましたが、この歳になってもう一度飛行機を使わずに行けるところまで行ってみたいと思うようになりました。ただまだ定年までは間があるので、少しずつ分割で、今まで飛行機で行ったところを陸路・海路でつなぐように旅行してみたい。今回はたまたま休みがとれたので、韓国経由(日中間航路は現在旅客停止中)で中国を目指すことにしました。

休みは短いので、大阪〜釜山航路は使えず。出発は新大阪から。

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高砂あたりの工業地帯では、工場の煙突が吐く水蒸気で雲ができてました。

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博多到着。

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ここでちょっと乗り鉄。七隈線の延伸区間が未乗だったので天神南の一つ先、渡辺通まで。

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ここからバスで博多港国際ターミナルへ。時間があると思ったらいきなり乗車予定の80番系統が来てびっくり。どうやら前のバスが遅れていたようです。

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博多港国際ターミナル到着。

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いまから乗船する釜山行きのニューかめりあです。

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ここからの国際航路はこの1本だけ。というのも以前JR九州の子会社が運行していた「ビートル」〜「クイーンビートル」が諸々の事情で事業廃止・会社精算になったからなんですね。

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北海道の菓子はここでも人気。

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クイーンビートル係船中。

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1等個室を貸切(要貸切料金3千円)という贅沢な船旅です。クイーンビートルの航路廃止、下関からの関釜フェリーがドック入りで隔日運行、さらにこのニューかめりあが、就航20周年で激安運賃を出していたという条件が重なり、2等が何と満席だったんです。1等以上は他人とのシェア不可で貸切のみ発売です。

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これテレビも(BSだけ)ちゃんと映ります。

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デッキからみたターミナル。

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昼食楽しみにしてたのに。

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仕方ないのでカップのそばで昼食
ただこいつの自販機、新札どころか新500円硬貨も不可。受付で両替してもらいました。さらに私の前に買おうとした韓国人のおじさんのカップヌードルが出てこないので、受付の人を呼んできたりと、いろいろある昼食で、

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食べてるうちに出航してました… 15分早発です。国際航路は駆け込み乗船できないからでしょうね。

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福岡の街を後にして、

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右舷に海の中道。石油タンクのあたりにJRの西戸崎駅があるはず。

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陸繋島になっている志賀島につながります。博多発は島々が見えて結構楽しい。

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島影がみえなくなったら、個室なのでのんびり過ごします。 国際航路は多国籍な2等の方が楽しいんですけどね。対馬に近づくと日本の携帯電波が再度つながります。

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対馬から釜山に行く高速船かな?

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陽が傾いてきました。右の島影は、

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こんな灯台だけがある島。釜山港の目印なんでしょう。

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減速して釜山港に入って行きます。

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地震国の日本と違って高層ビルが多く、現在も建築中。

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この岸壁に着くようです。奥のは関釜フェリーの「はまゆう」

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下船後、かなり歩いてから入国審査。飛行機と違って荷物持ちながら(預けることも可能らしい)なので長く感じます。税関は荷物のX線検査のみ。写真はターミナルを出たところ。

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乗ってきたニューかめりあ。港から釜山駅までベストリアンデッキが続くんですが、一部動く歩道があるものの、かなり長いですね。私は登山用ザックなんですけど、重いトランクだと大変そう。

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さて、宿なんですが釜山駅の北東側の暗い道を歩いていくと、

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ネオン華やかなモーテル。韓国は普通の旅館と、そうでないのが分化してないんですよ。昔、大学の同級生と大邱でそんな宿にも泊まりました。ここは地域的にそっち要素が高そうです。

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バス付きなんだけど、水圧が低めなので風呂に浸かる気にはなれない。シャワーで済ませました。

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歯ブラシと髭剃りはもらえました。歯磨きは共用のデカいのがあるけど、さすがに使う気には...

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部屋は清潔でベッドも快適でした。窓は一応あるけど内側は鏡になってました。

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テレビもあり昭和レベルなら一通りそろってます。冷蔵庫には湯冷まし(だと思う)のペットボトル。

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夕食は釜山名物らしい「ミルミョン」(小麦粉の冷麺)

庶民的な人気店が混んでいたので、その斜向かいの小綺麗な店へ。日本でも出されるスープに浸かったムル(水)ミルミョンと、唐辛子だれで和えるピビン(混ぜ)ミルミョンがあり、ピビンミルミョンにしました。最初はそんなに辛くないと思ったけど、食べ終えるころにはちょっと辛くなってきた...年齢のせいでちょっと弱くなったかな。9000ウォン。日本円だと900円強です。Amazonで買ってチャージしておいたWOWPASSで支払い。

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夜の釜山駅前です。中国の鉄道駅のように巨大ですが、韓国の長距離鉄道は改札口もないヨーロッパ式なので、乗るのにそれほど手間取りません。コンビニで明日の朝食のパンを購入。

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拡大してもネオンが読めないですけど、駅正面がもろ歓楽街なんですよね。私の泊まっているモーテルもそういう立地なのでした。

昔の韓国になかったこととして、飲食店やコンビニの男の店員さんが胸に手を当てて礼をしてくれるんですよね。あれで何だかホストにはまる女性の気持ちが少しわかるような気がします。

翌日はソウル経由でインチョンに行き、大連行きの船に乗ります。
posted by malay at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとり旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月23日

鉄道と船で行く中国大連-動画編

すでにSNSに書いたものを、少しいじってアップする予定ですが、先に動画編を作成したのでお知らせしておきます。

観光は少なく、鉄旅&船旅ですので、そのつもりでご鑑賞ください。
posted by malay at 15:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとり旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする