2025年01月16日

中国鉄道連絡船の旅 3日目 広州「鉄」観光

まずは朝食。ホテルのブッフェ。
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美味しかったです。

本日は広州一日観光です。

在来線の新しいターミナルである広州白雲駅近くのホテルを取ったのに、海口への直通列車が取れず、早朝に広州南駅発の高速鉄道で、湛江西で乗り換えになりました。そこで、広州2泊目は広州南駅近くのホテルへ移動です。1時間半かかりました。

地下鉄駅からホテルまで1kmほどなんですが、歩いていると暑い!20℃くらいあります。駅の南側、農村地帯にあるホテルです。

お昼前でしたがチェックインでき、荷物を置いて出発!

観光とは書きましたが、親子ともあまり歴史に興味がないので普通の観光はしません。昨年の香港同様、乗り物観光です。



まずは広州地鉄博物館。地鉄って地下鉄のことです。
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最初は子ども向けかと思いましたが、ちゃんとした博物館でした。
入場はWechatで予約が必要ですが、すぐ取れると思います。料金は無料。パスポート要。

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世界の地下鉄のマーク。
大阪は懐かしいコマルマークのままでした。平壌は初めて見た。

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各国・各地の地下鉄の紹介と模型の展示なのですが、ちゃんとした鉄道模型からプラレールまで様々。

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トンネルを掘り進むシールドマシンの先端。

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ここが面白いのは、その後方、シールドマシンの内部を見せてくれることですね。

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ポイントの展示。動かす仕組みはありますが動いていないようでした。

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特筆すべきはプレイルームの広さ。おまけ程度のものではありません。小学校の遠足で来て、1クラス分を遊ばせる十分な広さがあると思います。

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地下から来たのでわからなかったけれど、こちらが正面玄関です。



次はトラムです。
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地鉄博物館最寄り、万勝囲の電停。

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先頭に親子連れが集まっていて、交通機関というよりアトラクション。土曜日というのもあるのかな。

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駅だけに架線があり、充電して無架線で走るハイテクトラムなんですね。

現在、一部運休で広州塔まで歩いて行ったんですけど、工事中の閉鎖でかなり迷わされました。駅で何か言ってたのはこれだったのかな?

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広州を代表する観光地、広州塔はスカイツリーより高い(入場料が)のでパス。



広州塔からは全線地下ですが、APM線という新交通システムがあるので乗ってみます。

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駅はホールのようになっています。

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広州地下鉄は全く前方が見えないんですが、このAPM線は自動運転で前面は全開放、その場所にイスも設置されていてこども専用席の状態、ゴムタイヤの急加減速、独特の振動もあって、完全にアトラクションと化してました。乗客は終点でかなり折り返してましたから、先頭にいる客は交通機関としての利用ではないですね。



次は広州鉄路博物館です。
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最新鋭の復興号?のハリボテで内部には展示があります。

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屋内展示の入館はパスポート必要、中国の電話は「メイヨウ」でOK.。ここも無料です。

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東風型ディーゼル機関車
1986年に中国を旅行したときの記憶がよみがえりますね。いやあ懐かしい。(移動は苦しかったので余計に)

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サボ(側面の表示板)の数々

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屋外の保存車 食堂車は営業してないです。

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マンション街を歩いて行きます。


最初はここから歩いて行ける旧租界地を観光しようと思っていたのですが、

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息子がトロリーバスが気になるらしく、乗ってみることに。

しかし古い情報ではトロリーバス路線とされている路線も、かなり電気バスに置き換えられている様子。
文化公園近くのトロリーバスの溜まり場みたいな場所を見つけたものの、近くのバス停で待ってもなかなか来ません。

反対向きはどうかと行ってみたところ、ポールを上げたバスが来ました!
ただね、スマホのQRコードで乗れず、何とか手持ちの現金払い。

そしてしばらくすると集電ポールは下げて(音がする)しまい、電池走行。架線のある区間は長くないようです。

終点まで行って、念のため買い物で小銭を作って、再度QRコード乗車を試みるも、そもそも機械が対応してないっぽい。運転手に何か言われて呆れられてるんだけど、わからないんですよ。で現金払い。

今度は途中で集電ポールを上げました。上げるのは人力かと思ってたんですけど、これ上げる場所が決まってて、ポールを架線にはめる装置があるのか、それともセンサーで誘導しているのか、結構不思議です。

それも中心街を出たところで、またすぐにポールを下げました。

地下鉄で帰りたいので、駅に隣接した西門口で下車。運良く繁華街で、食べ物屋がたくさんあります。

大通りから飲食店が並ぶ横道に入ると、釜めし屋が多数。1軒だけ、恐ろしく行列している店があったんですが、メニューもわからないので、近くのメニューのある店に入ります。
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私はザーサイと魚の釜めし、息子に説明するときに「これカエルやで」と注意喚起をすると、「それにする」と、

おいおい、お前もチャレンジャーやのう!

出てきて見た目でわからなかったため、食べてみたら、鶏肉?
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いや私は魚を頼んだので、これがカエルでした。美味しい!骨が多い以外は鶏肉ですね。

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こっちが搾菜と魚の釜めし

魚はウナギっぽくて、でも身は大きめで、少し泥臭さがあります。ナマズかな?

地下鉄で、ホテル近くの駅まで戻り、歩いて帰ると、昼にはなかった屋台街出現。
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こういう文化なんですね。

明日は早朝発なので、早めに寝ます。


動画版はこちら

posted by malay at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 父子旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中国鉄道連絡船の旅 2日目 無錫の一日

予定外の無錫滞在です。ホテルの裏の店で朝食お持ち帰り。
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包子(湯包子でなく肉まん)、餅米の粥(甘い)、茶卵のセット7元(150円くらい)×2人 餅米の粥は既製品で、温めてくれたもののまだ冷たかったですが、肉まんと茶卵は美味しいです。

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ホテルを出発。ビジネスホテルのチェーン店です。

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すぐ近くの南禅寺を見学。

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朝は観光客というより、マジな参拝客が主体です。
付近は屋台や門前商店街が広がっていますが、まだ朝なので開いてる店は少ないです。

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古運河もあまりぱっとしない感じです。

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地下鉄で、惠山古鎮へ。道の両側ともすべて店舗で整備された古鎮です。

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奥にある錫惠公園に入ろうとしたものの、掲示の微信QRコードスキャンでは中国国内の電話番号を求められて完了せず。聞いたら、少し戻ったところにチケット売場があるらしい。そこの自動券売機は同じ結果でしたが、有人窓口ではこちらのQRコードを読み取ってもらう方で決済できました。

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公園内にいろいろ史跡があるそうですが、親子とも歴史にあまり関心がないので、このロープウェイが目的です。

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これが山麓駅。

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右手の離れた小屋がチケット売り場。

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係員に扉を開けてもらいます。固定式なので、結構速い!

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結構長いゴンドラですね。

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上がって来ると眺めがいいです!

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もうすぐ山頂。

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山頂の裏側から大湖が見えるはずですが、霞んでいてよくわかりませんでした。

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上りは40元、往復は60元。歩いている人も結構いますね。そういえば、下には「登山口」って書いてあったな。

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遠くに京杭大運河を行く船影が見えます。

結構風があって身体が冷えたので、公園内の店で早めの昼食。
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ワンタン

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メンマの麺

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焼き包子2人前。これら全部で55元。1200円くらいかな。公園内にしては良心的だと思います。
観光地というより、市民の憩いの場のようですからね。

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惠山古鎮を通って、いまも使われている大運河の方へ行ってみます。

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手前は船に積んだショベルカーで浚渫中。狭くなった水路を幅いっぱいにつかって、貨物船が行き交います。

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橋の上から眺めていると楽しいです!

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連なるように貨物線がやってきて、行き違い、追い越し、積み荷もいろいろで面白かったです。ここはガイドブックには載ってないスポットです。

歩いて街の中心、三陽広場へ向かいます。
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これは朝の古運河の北側。整備されてない地域は船も通らず、静かな水路であるだけです。

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モールのカフェで一服。昨年の烏鎮と違って、ちゃんとしたコーヒーの味がしました。アメリカンはエスプレッソで淹れたのをうすめてました。

古運河の清名橋を観ようと、地下鉄で清名橋駅へ、そこから歩いていくと、「古鎮」として整備された通りに出ました。
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清名橋はもうひとつ南らしい。

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ここに行こうとするものの、どうにもたどり着けず。工事中で、渡れないのでした。

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古運河の周辺は、やはり整備された古鎮で、再利用されているのは瓦くらいかなと思います。漢服レンタル店も多数。

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私としてはむしろ横丁に残る、こういう現代中国のボロい古い町並みが気になります。取り壊し寸前のニーハオトイレも見かけました。(観光地内のトイレは新しくきれいです)

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南禅寺に戻ってきました。周囲はクレーンで工事中。

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門前のロシア物産館を覗きます。商品はほぼ菓子類でしたね。缶にレーニンとスターリンの顔が描かれたチョコは買って帰ると受けそうでしたが、中国の物価にすると高く、これから暖地に行くのでやめときました。

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ホテルで預けた荷物を受け取り、地下鉄で早めに空港へ。大湖以外は見て回ったし、飛行機は本当に乗れるのかイマイチ不安ですからね。

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無錫は大きすぎない空港で良いのですが、飲食店は軒並み50元越えの衝撃価格。
チェックイン、保安検査を終えて待合室で待ちました。
空港ターミナルの窓は、おそらく軍基地側はすべてすりガラスでした。ここで写真は控えておきます。当然離陸時も機内は全窓閉鎖。

さて、機内食は、
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また軽食でした...いや、みかんがポンカンにアップグレード...だけの違いでした。今夜も腹すかして寝ることになるのかな?

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ブレまくりですが、広州市内の上空を旋回して着陸態勢に入ります。

遅れたというより、どうやら時刻に変更があったみたいで、広州着は23時過ぎでした。着陸してすぐタクシー乗り場があるとネットに書かれていたのですが、実はターミナル1のBの方には無く、かなり歩くみたいなんでリムジンバスに乗ります。乗車にはパスポート登録が必要で、QR読み取りだと自分で入力しないといけないため、ロビー内の窓口で切符を購入。一人30元と安くはないのですが、地下鉄は終わっているので、実質深夜料金だということですね。

市内に入って最初の「民航生活区」バス停で下車し、1kmほど歩いてホテルへ。
治安の良い中国とはいえ、勝手がわからない深夜の街歩きは多少の不安もあったのですが...
いやいやいや、飲食店いっぱい空いてるし、屋台は出てるし、何でこんな夜中に野菜を屋台で売ってるの?

夜市と朝市が一緒になったような、不思議な深夜の屋台村でした。

ホテルは前夜と同じチェーン「漢庭酒店」です。チェックインして、近くのセブンイレブンに夜食の買い出し。
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中国式のおにぎりに、

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カレー味のつみれ。コーラとのセットで割引中。

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こんな袋?に入れてくれました。


無錫の一日を動画にしてみました。


posted by malay at 01:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 父子旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする