2024年08月30日

2024年夏 18きっぷの旅第4日目 銭形砂絵

台風の接近で休日が潰れるなと思っていたら、あれよあれよと西に流されてしまい、接近は週末くらいに延びそうです。

18きっぷがあと2日分あるので、使えるうちに出かけることにします。今シーズンの行き先が岡山、岡山、鳥取、と西ばかり(大阪発)なので、気象庁様にお伺いを立てると、

「いや、東は雨じゃ。 西が良かろう。香川県は晴れの予報であるぞ。知らんけど。」

と御宣託をいただきましたので、今回も西へ向かいます。姫路までは毎回同じ電車で飽きてきたかもしれない...

岡山からは快速マリンライナーで瀬戸大橋を渡ります。

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人工系の絶景車窓としてはピカイチです。

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観音寺駅に着きました。春にも来たので、駅周辺の勝手がわかります。

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正面の橋を渡ると、

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観光案内所があり、ここで電動アシスト付きのレンタサイクルを借ります。1日1000円(+保証金1000円)と良心的。電動アシストなしなら何と200円です!

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お昼時なので、先に昼食。駅の西南西にあるうどん屋さん。

うどん屋さんはロードサイド店舗が多いので、レンタサイクルで動けるのはありがたいです。

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この3つは店内メニューに書いてない定食。

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おすすめ定食でうどん大にしました。950円。美味しかったです。

セルフでなくフルサービスの人気店でした。席数も多く、接客の女性が元気に頑張ってました。

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近くの産直市に立ち寄り。道路側からは開いてるように見えなかったんですけど、横に回ったら開店中でした。緑のぶどう(品種忘れた)といちじくを購入。市場に出しにくい形の整っていないものや、小さなものが割安に買えるようです。

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市街地を抜けて川の北側に渡ります。このあたりは半分海水みたいでした。

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琴弾公園に入って行きます。

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ここが展望台への入り口。狭い道ですが一方通行で、車でも上がっていけます。途中の勾配は10%程度ある感じですね。もちろん電動アシスト付きを借りたのはここを登るためです。

夏でなければ歩いて登る(歩道は別にあり)のもありなんでしょうけど。

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電動アシストなのに結構ペダルが重く、アシストの限界か?と思ったら、踏み込み続けていたので変速がロー側に落ちていなかったようです。一度降りると軽くなりました。でもそんなに高い山じゃないので、すぐ展望台着。

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目前に広がる瀬戸内海。でも海を見るための展望台じゃないんですよね。

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松林の中に、どどんと、

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「寛永通宝」の砂絵があります。お殿様を喜ばせるために一夜で造ったとか(絶対話盛ってるぞ)。

ここ、大学の時の友人が四国一周ドライブの時に地元の人に教えてもらったそうで、私もそれを聞いて見たいと思っていたんですよね。で、春の川之江行きの途中で、観音寺に電動アシスト付きレンタサイクルがあるのを見つけていたので、今回の目的地になったわけです。

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左側はグラウンド、砂絵ではありません。

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もっと左の遠方には蒸気を吐く煙突群。製紙の町、四国中央市(川之江・伊予三島)ですね。

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少し北側には東屋のある展望台。

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ちょっと斜めになるので、こちらの方が立体感が出るかもしれませんね。

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借りたレンタサイクル、3段変速、アシストも3段階だそうですがあまり差を感じなかったな。

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一方通行の車道で山を降りたところから正面の山を見ると、

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山頂付近に神社の鳥居が。「天空の鳥居」として有名なんだそうです。

観光案内所で、私の前に自転車(電動アシストなし)を借りていたトレッキングスタイルの方が行き方を尋ねていました。

山の裏側から険しいけど自動車道があるらしいのですが、現在落石で通行止め。歩いて参道を登る方法でしか行けないようです。もちろん私は行きません。

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琴弾公園の浜辺に来ました。このパイロンは?

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ドローンを飛ばして上空から砂絵を見る体験をしているようです。テントの中にモニタがあるようでした。NHKの取材陣も来ています。

「13:30からやるので、来てもらえれば後ろで見れますよ」とのこと。13時も書いてましたが強風で中止になったのかな?

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砂絵を横から見るとこんな感じです。何だかわからないですよね。

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上からは見えなかったんですが、ポリ袋のゴミもあるんですね。風で飛ばされてきて、谷間に溜まるんでしょうね。

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看板類はことごとく倒されていたのですが、これは看板自体が見苦しいので倒されたのかもそれないです。

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この角度だと、砂絵の構造がわかるでしょうか。

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周辺は松林に覆われた「琴弾公園」となっています。

ここに入ると、ちゃんと松林の香りを感じるんです。初めて気づきました。

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近くの道の駅に、「世界のコイン館・大平正芳記念館」が併設されています。

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有料施設なので見学者は私だけでしたね。

世界のコイン館の方では、新札はちゃんと展示されていましたが、展示の表示が誤っていたり、記述が古くなっていたりと、学芸員が常駐して整備しているような施設ではありませんでした。もちろん貨幣についての学びはあるので、入館料300円という値段相応だと思います。銭形砂絵が「真円ではない」ことを知ったのは収穫でした。

大平氏は在任中に亡くなった元首相で2階がその記念館なのですが、政治家を顕彰する施設であり、内容も当たり障りのないもので、特に感想はありません。 むしろWikipediaの方が詳しく、様々なことが知られておもしろいと思います。ここは詳しく知っている方が見学したら、何らかの感想をお持ちになれると思います。

大平正芳 - Wikipedia

天気予報では晴れのはずだったんですが、時折小雨もぱらつく天気。自転車を返却して、お土産を買って、また普通列車を乗り継いで帰ります。帰りは列車の少ない時間帯で、接続があまり良くなかったです。

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坂出駅付近から見える讃岐富士。

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瀬戸大橋を渡って戻ります。

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船の行き交う航路を跨ぎ、

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本州の下津井港が見えてきました。

混むことが多い岡山から相生の普通列車で何とか座ることができ、相生、姫路と乗り継いで無事帰宅しました。
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2024年夏 18きっぷの旅第3日目 鳥取砂丘

18きっぷの旅は早朝発かつ夜遅く帰るのが常なので、もう若くないし1日おきの日帰り旅行になってます。

そろそろ東の方も考えましたが、雨の可能性があるということで3たび西へ。

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本日は上郡乗り換え。自宅の最寄駅は早朝無人になるので、ここの改札で日付印をもらって外に出たら、ずっと左に智頭急行の乗り場がありました。
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いまはここから鳥取行きの直通普通列車が出ています。

智頭急行線内のみ乗車券を購入。JR区間は18きっぷ利用になります。

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鳥取駅に着きました、あれ?砂丘行きのバス乗り場が無いぞ〜?

と思ったら南口でした。

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北口に回ったらちゃんとありました。

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ただすぐの便がないので、「砂丘東口」バス停を通る便に乗ります。

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バスの運転手さんが、砂丘の前まで行かないこと、0番乗り場の25・30分発の便なら行くことを盛んに案内してました。他社便なのに。

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それでもこのバスに乗った人は多く、運転手さんは砂丘への行き方を丁寧に案内してくれるのでした。親切。

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砂丘東口交差点からでも砂丘はすでに見えます。

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「砂丘会館」まで行く間にも何ヶ所か入り口はあり、

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こんな所を歩いていくと、

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ドドーンと砂丘が広がります。

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道路を渡るリフトについては後ほど。

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なっかなか広大でした。足元の砂はサラサラです。

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砂留めのかこいから砂丘に入っていきます。

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小高い丘みたいになっているのが「馬の背」

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お盆最終日でもあり沢山の人が蟻のよう...

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皆、馬の背を目指すようです。

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馬の背の左手前に池があります。

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案内図には「オアシス」 と書いてありました。地理学的には「後背湿地」ですね。

砂丘に降った雨が地下に浸透して湧き出すところです。

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西の鳥取市内に近い側には石油タンク。港でしょうね。

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池に手をつけてみましたが、淡水のようでした。子どもが水遊びをしているような場所なので、さすがに口はつけてませんが、濡れた手はペタペタせずにすぐに乾きました。ここから馬の背は急坂です。こんなところを登る元気な人もいる(多くの人は迂回)んだ〜。

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しかしどんなにキツイかは体験しなければわからないという好奇心が勝ち、年齢も考えずに登ってみました〜。ガニ股歩き(砂が流れにくいよう、接地面積を広くする)すれば結構登れますよ〜、へへっ。

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とナメてたら、この砂の小塊がゴロゴロしている辺り、一番斜度がきついあたりで息が上がります。ゼエゼエ。

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途中2、3度休憩してなんとか登りきりました。ここで飲み水を持ってこなかったことを大きく後悔...

猛暑、快晴、真昼間の砂丘!

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ただ、東からの風が強くて、蒸し暑さはあまり感じません。

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元気な子どもたちは反対側の海岸線に降りていきます。付いていくお父さん大変だな。

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ずーっと砂浜が延びています。

さすがにこの斜面を降りていく大人は(子どもについていくお父さんを除き)あまりいないので、強風で風紋が形作られていきます。左手前は足跡、右から中央のシマシマは風紋です。(砂が飛んで動いているのが見えました)

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誰かが落としたスリッパ。履いてた人、片足で帰ったのかな?

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この角度だと風紋がよくわかりますかね。

斜度がきつくて、人があまり入らない(戻るのがしんどいから)ことも関係しているかもしれません。

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じゃ、飲み水もないので、熱中症にならないうちに戻ります。

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戻ってきました。放送で繰り返し熱中症への注意を呼びかけており(水を忘れた=聞いていない自分)、監視員の方もおられるようです。

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気になっていたリフトに乗ってみました。往復400円。

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砂丘会館前の道(国道の旧道だと思う)を渡っていきます。

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そんなに高く上がらず、終点。

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降りたところに、「砂丘センター」というお土産&お食事処があり、3階に展望スペースがあります。

(屋根の中央の下)

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う〜ん...そんなに素晴らしい眺めではありません。

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まあ、ズームの望遠側で撮るとおもしろいかもです。沿岸を走る船。

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一般的にリフトの下りは景色に期待したいものですが、この程度です。

よくよく考えると、砂丘に近い駐車場は有料、リフトの山上側にある砂丘センターの駐車場は無料なんですね。リフト代は実質的に駐車料金なのでした。山麓側からわざわざ往復するのは私のような物好きだけです。

景観に配慮して、むしろ低く敷設しているのかもしれませんね。

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先ほどの「砂丘センター」にも循環バスは来るのですが、リフトを往復したので「砂丘会館」前のバス停で待ちます。

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多客期だからか、普通の大型バスが来ました。

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鳥取駅から山陰本線経由で帰ります。

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昼食を取る時間が無かったので、駅弁「あご寿司」

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こんなでした。 抗菌用のシートがかかっていて、剥がすと1枚昆布もはがれてしまった。

味は美味しかったです。私はこういう押し寿司が好きなんですね。

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レンガ造りの古いトンネルをいくつも抜けていきます。

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時々、目の前に山陰海岸の絶景が広がります。

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豊岡で乗り継ぎ、さらに和田山からは播但線(左のディーゼルカー)へ。

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寺前からは電化されているので電車に乗り換えです。

このあと姫路乗り換えで帰宅しました。




鳥取砂丘素晴らしかったです。ただ靴の中は砂だらけになります。

砂丘を出たところで靴を脱いで砂を出しても、もうほんとにいっくらでも砂がでてくるんですよね。

どうして?と思って気づいたのが、

「靴下の中まで砂が入っているから」

なのでした。

砂丘で遊んだ後は、裸足になって、靴も靴下も砂を払いましょう。

JRさん、電車、いやディーゼルカーの中を砂だらけにしてごめんなさい。

弁当に付いていた(なぜか2つ)お手拭きで、掴み取れる分は集めて取らせてもらったので、 あれで勘弁してくださいね。
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2024年08月21日

2024年夏 18きっぷの旅第2日目 津山・岡山

(他所で書いたものの転載・一部加筆です)

18きっぷの第2日目(旅行日:8/13)は、岡山県の津山市と岡山市です。

え〜と、津山は「ホルモンうどん」を食べたいというだけの動機です。

岡山は日本三大庭園の一つとも言われる「後楽園」に行ったことがなく、夏の間は夜間開園をするそうなので、その見学が目的です。他にも博物館とかいろいろあるのですが、月曜休日後の火曜日なので、おもしろそうなところは殆ど休みでした。隣接する岡山城も夜間ライトアップがあるので、行ってみようと思います。

この日も早朝発で姫路へと向かうのですが、車内迷惑行為による遅れで、予定した乗り継ぎができず。

検索すると次は姫新線周りの方が早いみたいなので、姫路から姫新線に乗り換えます。

ただ、上月から先の列車が少なく、1時間半待ちくらいになるんですよね...

途中下車して観光したいところもなく、 終点1つ手前の佐用で高速のインターまで歩き、高速バスに乗り換えることにしました。大阪から津山って普通なら高速バス1択なんですよね。

佐用駅から約40分、3km弱歩いてバス停到着。

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ここ、かなりややこしくて、インターの料金所前に行ったら戻る向きに「高速バス」と矢印の看板。数十m戻ったところのファミマ横に通路があり、入り口に小さな表示板がありました。

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お盆の渋滞のせいか十数分遅れてバス到着。結構混んでいて、途中から補助席に座るお客さんも出ました。

津山ICバス停で結構下車。近くにイオンモールがあり、ロードサイド店舗も多く、休日で遊びに来たのか外国人の多人数グループが降りて行きました。佐用も駅付近よりIC付近の方が店も多く、津山も津山ICのある東津山駅付近の方が賑わっている感じでしたね。

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15分ほど遅れて津山駅着。以前来た時から駅前の整備が進み、お店も入れ替わった感じですね。


駅近くの店に行くと満席。ボックス席が空いたものの、カウンター席が空くまでしばらく待たされます。
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「ホルモンうどん大」900円。ホルモンはシマチョウ。思っていたよりかなり酸味の強いソースでした。なお、B級グルメなので、この手の店は多くが喫煙可みたいです。幸い隣の方ではなかったので大丈夫でした。
津山ホルモンうどん研究会

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津山線の普通列車で岡山へ。

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駅そばに「津山まなびの鉄道館」という施設があるんですが、今回は立ち寄りません。

津山線は2回ほど乗ってるんですが、車窓が割と単調なのか寝ちゃってるんですよね。ですので3回目の正直...と頑張りましたが食後の眠気が遅い、1/3〜1/2くらいはやっぱり寝てました。岡山寄りの方が山が迫っていたのは意外でしたね。

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岡山駅到着。東口1番乗り場から後楽園(正門)行きのバスが出るんですが、これまた2社あってややこしい。

直通バスはどちらも運休中、岡電バス18番は約20分毎、後楽園前バス停に行くが、天満屋経由なので時間がかかる。宇野バス東岡山線は約1時間毎、直行するが後楽園前ではなく少し離れた「浜」バス停から徒歩、岡山駅始発でないので来る時間は少しズレる、ということのようです。先に来た岡電バスに乗りました。

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後楽園前バス停着。

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道を渡るとすぐ入り口です。

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夜間開園の案内。

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岡山城との共通券720円を自販機で買って、入場。

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入ってすぐ左の方に水路があり園内に水を取り込んでいます。今は川の水ではなく伏流水を使っているそうです。

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庭園に似つかわしくない幅広で直線の道ですが、ここは馬場で、建物は殿様が観覧する「観騎亭」だそうです。流鏑馬ができそうですよね。

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茶室や東屋(釣殿)のある島がある「沢の池」

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錦鯉が泳いでいます。エサも売ってますよ。

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手前の水路は先ほどの水路から流れてくる曲水で、左側にある築山の周囲をぐるっと周っており、向こうの沢の池よりも水面が高くなっています。池の向こうの建物の左端が藩主が訪れたときに居間になる「延養亭」だそうです。すべての建物内部は公開されていませんが、「延養亭」を除いて有料で貸し出されているそうです。

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築山を登っていくと、こんな感じに見えます。

日本三大庭園(誰かが勝手に決めたんでしょうけど)は水戸の偕楽園、金沢の兼六園、岡山の後楽園なんだそうですが、高松の栗林公園の方が良いともよく言われます。私も栗林公園が好きですね。

距離的にも近く、気候がほぼ同じの後楽園は栗林公園に似ている感じがします。兼六園はちょっと渋すぎ、偕楽園は規模が小さいので、個人的にはここ後楽園と栗林公園が気に入りました。

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日本庭園の中に田んぼがあるんですが、初期の後楽園は芝でなく田園風景だったらしいです。これはその名残だとか。
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田んぼの右上は蓮池です。

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時期的にも遅いし、午後なので咲いているのは一輪だけでした。

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通路を挟んで反対側は茶畑になっています。

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曲水が築山を周って出るところにある「流店」という建物。

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曲水の本流は傍を流れていくのですが、

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一部が建物の中央を流れているのですね。ここだけは幾分涼しくて、猛暑を避けて大休憩している方がたくさんいます。気持ちの良いところですが、土足厳禁かつ「足を浸けないよう」注意書きがありました。

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ね。

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八橋。周囲はカキツバタだそうです。

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背景には岡山城。

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「千入(ちしお)の森」モミジ(楓)が多数植えられています。

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その奥にはサクラ。

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痛んでいる木が多いようで、結構伐られていました。

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さらに奥にいくと梅林。

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花交(かこう)の滝。

ここが曲水の終わりになります。

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蘇鉄(ソテツ)畑。南国らしい植物として人気だったそうです。これはその一部で、規模はかなり大きかったです。

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エサに群がる錦鯉。

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水の眺めに優れているという「廉池軒」と曲水の途中にある池。

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「延養亭」の側面、西側です。

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奥は蓮池になっていて、迫力のある巨石があります。

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「大立石」と呼ばれ、巨大な花崗岩を九十数個に分けて運び、この場所で組み上げたそうですよ。
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曲水に映る松。

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一旦見学を終えて、南門から旭川を橋で渡って岡山城の方へ移動します。この場合の再入場は大丈夫みたいです。
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川にはスワンボートとピーチボート。

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岡山城の入り口(北側)です。

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昔の建物跡を示した中段から、本丸の方へ。

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岡山城。1966年に再建されたものなので、内部は「博物館」です。おかげでエアコンが効いていて助かりました。陽が傾くまでゆ〜っくり見学。手前の傘は夜間のライトアップ用。

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金鯱ですね。

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後楽園南部の向こうに市街地東部。

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夕陽に照らされるようになってきました。

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金属部が夕陽を反射し、燃え上がるようです。

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振り向き見上げると半月、上弦の月ですね。

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やっと暗くなってきました。雲が高いのは空気が乾いているからでしょうか。

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灯りが入ります。

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なかなか綺麗なものです。家族連れもカップルも外国人もいっぱいです。

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城を出て後楽園に戻ります。

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旭川にかかる「月見橋」を渡って、

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再入場すると園内はこんな感じでした。

全園見学できるのではなく、北半分程度、主要ルートに限定されています。

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いよいよ暗くなってきて、

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築山は石の階段で危ないので一方通行でした。

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築山の上から「延養亭」の方向。

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曲水に沿ってのライトアップ。

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「延養亭」の壁にプロジェクションマッピング。

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浮かび上がる竹林と松。この後退場しました。

私としては岡山城の方が統一感もあり、企画として凝っていたように思いました。 これほど暑くなくてもう少し体力も時間もあったなら、もう一度登ったかもしれません。

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「月見橋」の上から岡山城。

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「月見橋」の路面も、美しくライトアップされていました。これが意外に良かったかも。

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「城下」電停から、路面電車で岡山駅に戻ります。

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お土産、駅弁、飲み物を買って、帰りの電車で夕食と思ったのですが、立ち客もいるかなりの混雑。赤穂線回りで帰ることにしました。この日は日生(ひなせ)で花火大会があるので、帰り客のため6両に増結されており、岡山出発時はガラガラです。

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駅弁です。岡山は乗り換え駅なので、種類も豊富です。中身は...撮れてなかった...

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日生到着直前に花火が!

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いい夏の思い出になりました。日生からの混み具合もすし詰めまでにはならず。

ただ神戸線でトラブルがあったらしく、電車が遅れて帰宅は0時を過ぎてしまいました。

楽しかったけど、あーしんど、の1日でした。
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2024年08月20日

2024年夏 18きっぷの旅第1日目 犬島〜犬島精錬所美術館と製錬所跡、歩いて一周、芸大生の彫刻と犬島「家プロジェクト」など

(他所で書いたものの転載、一部加筆しています)
部活の合宿引率が終わり、やっと夏休みに入りました。
今年は息子が受験で物入りのため、あまり遠出はせず春同様に18きっぷで日帰り中心の旅行をしようと思います。普通列車(快速等含む)のみ5日分、まず初日は山陽本線を西へ向かいます。
前日まで岡山から津山方面に行くか、瀬戸大橋を渡って高松から船で帰ってくるか、あるいは岡山市内、主に後楽園を見学するかと考えていたのですが、早朝の電車に乗って岡山県の観光サイトを見ていると、
「犬島」の情報は「岡山観光WEB」で。
見つけてしまった、良さげな場所、犬島。

有名な直島、豊島と同様にベネッセの美術館、それも産業遺産を利用したものがあるとのこと。
犬島|島々のいまを知る|島×アートの魅力 | ベネッセアートサイト直島
冬を除く土日の開館日だけは、JR赤穂線の西大寺駅から臨時バスが出て、犬島への船便に接続するそうです。1日1往復だけですが、大阪早朝発の快速で発てばうまく間に合います。

播州赤穂駅で赤穂線に乗り換え。
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いま赤穂線は国鉄型115系の天下みたいですね。

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はだか祭りで有名な西大寺に到着。

しかしバス乗り場がわからず、駅舎を背に左側から駅前ロータリーを1周。
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何のことはない、駅を出て右側にあったのでした。見つけられなかったのは、停留所の標識が駅舎出口からの視線と並行になっていたからでした。標識の角度を考えて欲しい(というか普通ならバスは駅正面に着けるでしょうに)と思いました。

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ほどなく、屋根の上が大きな一風変わったバスが来ました。

両備バスの「レジャーバスポット」
子どもたちが降りたくなくなるバス「レジャーバスポット」誕生 | 両備グループ 公式サイト - Ryobi Group -

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整理券の横にビンゴカード

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後輪上の座席の代わりに絵本

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もう一方には犬のぬいぐるみと、ダミーの「いくら押してもいい降車ボタン」

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この椅子の形だと水戸岡氏デザインなんでしょうね。

あと、写真撮れてないんですけど、ガチャガチャもありました。

運賃は510円。交通系ICカードが使えます。

降りて港の方に5分くらい歩きます。

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犬島行きの船乗り場です。

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いわゆる高速船タイプですね。運賃400円。

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快晴で揺れはまったくありません。

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犬島が見えてきました。(と思ったら実は右側は別の島「犬ノ島」でした)

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落書き風ですが、歓迎されているのですよね?

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桟橋から島に入ると、

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水道記念碑、高い山のない小さな島ですから、水には苦労したのでしょうね。

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美術館(精錬所跡も含む?)や古民家プロジェクトの見学にはチケット(2100円)が必要です。

10月からは予約制になる(当日売りもあるが2300円)みたいです。

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これがチケットセンター。

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この道を進んでいくと、製錬所跡の美術館になります。

が、私は集落への道の方へ進みました。他の島と違うのは、鉄筋コンクリートに建て替えられた建物が少ないことですね。古民家を保存する方向なのでしょうね。

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「家プロジェクト F邸」解説員さんによると、ビッグバンからの生命誕生を表しているということでした。確かにDNAみたいですね。両脇に小部屋があり、

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左側、

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右側です。左が動物、右が植物を表しているのでしょうね。

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この古民家(改装されている)の外観です。

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東海岸の製錬所の方に向かいます。

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煙突が見えてきました。

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入り口は廃墟感たっぷりです。

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黒いカラミ(鉱滓)レンガの壁、あまりにキレイなので昔のものを積み直しているのだと思いましたが、製錬所の遺構そのままなのだそうです。操業期間がわずか10年と短く、痛みがなかったのも関係しているのではないかとお聞きしました。

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この遺構が一種の芸術ですよね。

ここで「犬島精錬所美術館」に入館。撮影禁止かつネタバレしないほうがおもしろいので、内容については書かないでおきます。

※ここは「製錬所跡」なんですけど、「精錬所美術館」なんですよね。最近の化学では区別をしていますが、昔は曖昧だったので「犬島精錬所」だったようです。

11:40頃に入館したんですが、製錬所跡の解説ツアーがちょうど11:40発だったので、そっちを先にしたほうがよかったのかもしれません。島の見学を終えて時間があれば、次の14:40発に参加します(しました)。

別に個人でも見学は可能なので、見学コースに入ります。

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美術館の出口(解説ツアーの集合場所)

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切り出した跡が残る石材の階段を登っていきます。

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半ば崩れている煙突。(後の解説で、落雷があったとお聞きしました)

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崩れたところから芽を出す植物

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で、残った側は後ろに反り返っているという...

もういつ崩れてもおかしくない長崎の軍艦島のような状態です。

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後の解説によると、右手前は溶鉱炉で、奥は資材置き場ではないかとのこと。操業停止が1916年なので、詳しいことを知っている方がもうおらず、わからないことが多いそうです。

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「犬島精錬所美術館」の方を振り返ります。見学ルートには見学や写真撮影に邪魔にならない低い柵が張られています。

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カラミレンガの小部屋と、蔦に覆われた煙突。

これも後の解説によると、島のおばあちゃんたちの遊び場だったとのことです。

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足元は鉄分を多く含んだカラミ(鉱滓)ですね。炭鉱で言う「ボタ山」みたいなもののようです。

自然の山の間を鉱滓で埋めたのかもしれないですね。

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後の解説ツアーはここまででした。行きたい人は山道を歩いて進むことができます。雨天だとキツイかもしれない。

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森の中を歩いていくと、

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壁だけが残った大きな遺構がありました。

これも後の解説によると、発電所跡なのだそうです。

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海に面しており、見学していて気持ちがいいです。

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森の中を歩いて、島の南海岸へ。
ここまでが美術館の敷地のようです。

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島の南側にはベネッセが来るよりも先に、芸大の学生が作成した彫刻群が並んでいます。(ベネッセのページには紹介なし)これは名古屋芸術大学の学生による「犬島に生きる石」

犬島に並ぶ石の彫刻ホームページ

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腐食した金属片が落ちていたので、金属部があったのかと思いましたが、そうではないようです。

元々彫刻は砂浜にあったようなので、護岸上に移すときの道具でしょうか?

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近くで見るとこんな感じです。

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築堤が曲線状に伸びていて、 この作品と一体なのかと思ったらそうではないようです。

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西側に伸びる砂浜を進んでいきます。

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これは愛知県立芸術大学の学生の作品。

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これは大阪芸術大学の学生の作品

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イノシシはいるようです。山に入る時は注意ですね。

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京都市芸術大学の学生の作品

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これは芸術作品とかではなく、カヤックですね。
海は穏やかなので楽しいでしょうね。

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途中で道がなくなり、本当に浜辺を歩いていくことになります。

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角張った石は自然の侵食によるものとは思えず、石切場かそこで出た不要な石を捨てたのでしょうね。

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通過して後ろを振り返るとこんな感じです。

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「 INUJIMAアートランデブー」の作品、「光と内省のフラワーベンチ」

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このアングルで紹介されているのは見たことあります。(確かJR西のパンフレット)
犬島とは知らんかった。

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ここから先は現役の石切場のようです。もちろん立ち入り禁止。
他の瀬戸内海の島々と同様、犬島はもともと花崗岩の島で、特にキメが細かく「犬島みかげ」として広く利用されてきたそうです。

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海沿いに進むことはできないので、半島部の付け根を横断します。
日差しが強く、景色も沖縄の離島のようです。

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分岐路にきました。左からやってきて、右の方へ進みます。

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看板も何もない、「犬島 くらしの植物園」
ベネッセのプロジェクトの一つですが、無料。募金箱があります。

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庭好きな人なら絶対気にいる場所だと思います!

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温室内に募金箱、来訪者ノート、飲み物の販売があります。
麦茶150円で、島内では一番安いかもしれない。

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募金の代わりに、草引き等の「作業を手伝う」というのもありみたいですが、教えてもらわないと花を抜きそうです...

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ベネッセとは別の企画による「犬島の島犬」

犬島ハウスプロジェクト

犬島自然の家を通過し、北に出ると、

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天満宮がありました。ここから東へ港の方に戻りながら見学です。

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何だかわからない金属のシャチホコです。銘板には「GRAND COBRA SHACHIHOKO」と記されています。


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犬島「家プロジェクト」I邸 庭から見ていきます

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室内の作品 ネタバレになるので解説はしないでおきます。

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お隣のUkicafeで昼食。

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古民家を改装した店内(犬島の飲食店は、ほぼこのスタイル)

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バジルとプチトマトを添えたボンゴレ(少し食べてから撮影)1300円

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その北側の堤防上のアート作品「sprouting 01」

犬島「家プロジェクト」C邸、撮影禁止(見て記憶に留めてほしいという作者の意向だそうです)のため画像なし。

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中の谷東屋 行ったら必ず椅子に座ってくださいね 何が起こるかはお楽しみ

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犬島「家プロジェクト」A邸 中に入れるので、ここも中央の椅子に座ること

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犬島「家プロジェクト」S邸 「コンタクトレンズ/2013」

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このあたりがちょうど製錬所跡の裏側になります。手前の池は採石場跡だそうです。

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14:40の解説ツアーに参加しようと、地図にある道を進んだら閉鎖されてました。道理で草が茂っていたわけだ。

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F邸の下を通過して、製錬所跡に戻ってきました。

解説付きのツアーに参加します。参加者は私とカップルの計3名。

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「犬島精錬所美術館」屋上からの眺め。

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実はこの美術館、環境に優しくということでエアコンがありません。

しかし展示室が温度変化の少ない地下〜半地下にあり、左の温室部の暖気を上昇させて煙突で吸い上げる気流の流れを作ることで、夏でも比較的涼しい室温を保っています。鍾乳洞や観光鉱山のように「涼しい」どころか「長袖でないと寒い」ほどではありませんけどね。

また施設内の排水は右の細長い池に蓄えられたのちに植物に灌水され、入場客が増えるほどに植物が育つしくみになっているそうです。

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15時ごろ、東向きの発電所が逆光になりました。

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近くに生えていた樹木の実、何でしょうね?
(後で調べたら、ヤシャブシかハンノキみたいです。荒地に生える樹ですね。)

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今度は、まっすぐチケットセンターの方に戻ります。あれは何の作品かなと行ってみると、

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ただの椅子でした。(プラ製)

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灯台がいい感じです。

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宝伝港への帰りの船。

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犬島港を発ちます。

運賃は下船時に支払い、また5分ほど歩いてバス停へ。(港そばのバス停は停止中のようです)

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帰りは普通のバスでした。

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西大寺駅で帰りの播州赤穂行きを待っていると、先行する長船行きは国鉄色115系、内部もボックスシートでした。懐かしいので、2駅だけ乗車。


犬島、良かったですよ。産業遺産好きには特にオススメです。土日の早朝に発てば大阪からも十分日帰り可能です。自動車なら宝伝港に駐車場があるようです。

ただ島内ではほぼ屋外を歩くことになるので、 夏は暑いこと、雨天・荒天だと行動が制限されることはご承知ください。冬は美術館(製錬所跡含む)は閉館です。

今回は、天候は快晴に恵まれましたが汗だくになったので、着替えを持っていけばよかったなと思いました。

飲料水の自販機は、港、ビーチ、犬島自然の家にあったと思います。また、チケットセンター、美術館出口、くらしの植物園でも水や麦茶の販売があります。夏に行かれる方は熱中症にならないよう、お気をつけください。海辺なので街中より暑さはマシな感じです。
posted by malay at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとり旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする