2023年01月16日

2023旅始め〜三重へ日帰り旅行

喪中だからというわけでもないけれど、年末年始はどこへも行かず。
部屋には昨年の美術館巡りで貰ってきた「シダネルとマルタン展」のビラがありまして、まだ三重県の湯の山温泉の近くでやってるそうなので見に行くことにしました。京都駅の美術館でもやっていたそうですが、気づいてなかった...
近くに月1回のみ開館の「鉄道貨物博物館」があり、子どもに「行くか?」と尋ねると「行きたい」とのこと。1月は8日開館なので、予定を組んでみます。実は18きっぷで行くのに手頃な場所なんですが、発売は大晦日まででもう買えません。往路は近鉄特急、復路は大回りになりますがもうすぐキハ85系が引退になる特急「ひだ」で帰ることにしました。
大阪難波駅からアーバンライナーで近鉄四日市駅へ、
乗り換えて湯の山温泉の一つ手前、大羽根園駅下車。
「パラミタミュージアム」という美術館です。
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パラミタとは「はんにゃ〜は〜ら〜み〜た〜」のはらみたのことだそうで、池田満寿夫の陶芸「般若心経シリーズ」がメインコレクションだからなんだそうです。先に「シダネルとマルタン展」。
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入り口でカメラごとカバンを預けて入りましたが、企画展のうち3枚は撮影可能でした。

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こんな絵が、
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近づいてみるとこんな風に描かれているんですね。
後期印象派とのことですが、ほぼ「新印象派」の点描です。ただシダネルとマルタンの画風は正反対で、この両者を合わせて展覧会をするというのはおもしろい企画だなと感じました。
近くの自然薯料理の店「茶々」で昼食。とろろ御膳と、子どもはとろろそば。
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帰りに試食させてもらった「天薯(てんじょ)」というお菓子も美味しかったです。
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近鉄で四日市に戻り、乗り換え。近鉄富田から三岐鉄道で丹生川駅へ。
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鉄道貨物博物館。鬼滅の刃に合わせて、蒸気機関車に「無限」のプレート。
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でもここの展示のメインは貨車なんですね。
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鉄製有蓋車とか、
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大物車とか、
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有蓋緩急車(有蓋貨車と車掌車の合造)とか、
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いろんな貨車がいっぱいあります。
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おそらく倉庫として使われていた、足回りのない貨車も。
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これも足回りのない、タンク車。初期の貴重なものだそうです。
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見学後、シャトルバスで北勢線の阿下喜駅へ。
実はこのバス、地元コミュニティバスの無料サービスなのかと思いきや、バスの保存会による「動態保存」なのでした。
丹生川→阿下喜は、小型バスのサイズを生かして、「ええ〜、こんな道行くの?」というルートを走ってくれるので、ぜひご乗車ください。
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阿下喜駅前のバス乗降場で下車し、こちらは月2回開館の「軽便鉄道博物館」へ。
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ナローゲージ、762mm軌間の北勢線を走っていた車両の車内。
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敷地内を走る遊覧鉄道。車体幅は一人分。
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簡易的なポイントが特徴的。鉱山鉄道とかにはあったのかもしれませんね。
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北勢線で西桑名駅まで。新しい車両ですが、古い車両を中間に挟んで3〜4両で走っています。
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その車内。保存車よりは広いかな。
到着後、桑名駅まで徒歩数分。JRで名古屋へ。快速みえは僅か2両編成で混んでいました。
とろろは消化が良すぎたのか、子どもがお腹すいたとのことなので、名古屋駅できしめんを頂きました。これは天とじきしめん。
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岐阜駅で駅前広場を散策。懐かしい名鉄のモ510型電車が保存されています。
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車内がきれいに装飾されていました。ただ鉄ちゃん的には昔の車内を見たかったかも。
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岐阜からは85系の「ひだ」号。
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先頭は自由席車で、どうせ空いているだろうと思ってたら、お名残乗車のためか結構な乗車率でした。
posted by malay at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 父子旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする