2022年11月22日

宛名印刷:日本郵便「はがきデザインキット」からの移行→Windows版:はがき作家16free

 ああ、昨年度はがきデザインキットを苦労して2022年版に移行したものの、2023年度版は宛名印刷の機能がなくなってしまった...
 私にしては随分早い準備、というのは6月に母が亡くなり喪中はがきを出さないといけないのだ。
 さて「では代わりのソフトを」と調べてみるとこれが決定的というものがみつからないのだな。

 Macだと「宛名職人」というのが唯一の実用的なソフトのようだが、約7000円は何と言っても高価だ。どうせ宛名面しか使わないのだし。
 低スペックだがWin機も持っているので、それなら各社3000円以内であるようだ。
 本屋で売っている年賀状本付属の機能限定版ソフトでも可能らしい。それなら1000円以内。
 しかしなあ、はがきデザインキットでもう通信面は印刷済みなので、ほんとに宛名しか使わないのですよ。
 それと住所録の読み込みに問題がなさそうなヤツにしたい。

 調べてみて見つけたのが、「はがき作家16free」というフリーウェア(Win用)。csvの読み込みも可能なようだ。フリーウェアなので、使ってみてだめならばあきらめもつくし。
 インストールしてcsvを読ませる。項目を比較しながら読む列を指定できるので、大きな問題はない。
 最初は失敗した(項目選択の時、ホイールをスクロールするとずれる)ので住所録を全選択して削除。
 読める項目、読めない項目がわかってからは問題なくできるようになった。別のcsvを読ませると追加されて行く。
 印刷では最初はプリンタを認識しなかった(普段はWin機で印刷していない)が、再起動すると問題なし。Windowsのプリンタ設定ではがき宛名面の設定を保存して、ソフトの方から設定を確認すると何の苦もなく印刷できた。
 宛名を選択して印刷すると、デフォルトで「印刷済み」となる。
 フリー版でできないのは、宛名のカテゴライズ(フリー版では「親戚・友人・仕事」のみ)と、送受履歴の保存のようだ。
 有料版は1980円のようなので、今後の年賀状管理のために購入しようかと思っている。シンプルで直感的に作業できるので気に入った。
はがき作家 16 free の評価・使い方-フリーソフト100
はがき作家 Professional/Free(無料)
posted by malay at 16:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月08日

皆既月食と天王星食

本日は晴天で好条件の皆既月食でした。
まあ皆既月食については頻度は高くないものの、当日地球上で夜側の地域からはどこでも見られるので、何度も見ている人も多いでしょう。私もそうです。
しかし天王星食は、
(1)未だに観測したかどうか不明な、天王星を特定できる
(2)皆既月食中なので、月の明るさが邪魔にならない
(3)皆既月食中の惑星食はレアらしい
ということで、望遠鏡で観測することにしました。
三脚+組み立て式天体望遠鏡35倍で観測しようと思ったのですが、
三脚は子どもに使われてしまいました...
妻の古いタイプの望遠鏡で観測。転居してからは初めてです。
押入れから出して子ども部屋の窓を開けて観測しようとしたら、
鏡筒を固定する蝶ネジがない!
一応引っ掛ける程度は可能なので、片手で軽く押さえながら観測。
右肩が痛いので整形外科へ行った帰り道、すでに月は欠け始めており、
セットが終わった頃にはかなり欠けていました。皆既月食になったとき、月の左下(望遠鏡は逆転像なので右上)に2つの星が見えました。
食になるのだから、近い方が天王星でしょう。暗さに目が慣れてくると、はっきりみえるようになってきます。
青緑色?そう言われればそんな気もします。
20時30分頃、天王星が月面に接し、徐々に月の裏側に消えて行きました。
やったー!見えたぞ天王星。
子どもはミラーレス一眼で撮影していたのですが、ピント合わせの拡大像には天王星が写っていました。
今のカメラって凄いですね!

あ、私が日食用に買ったコンデジ(キヤノンSX-730HS)でも写ってました。月の左下、大きい方が天王星です。文中のサイズでは見えないと思うので、画像をクリックして元のサイズでみてください。
IMG_0945.jpg
「青緑色と言われればそんな気もする」というのがわかってもらえるでしょうか。
posted by malay at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 天文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする