
朝はこの旅にしては遅めの帯広6:51発。H100系1両の新得行き普通列車。

新得駅到着。ここから落合方面の根室本線は災害で運休のため狩勝峠を越えていく代行バスになります。
もちろんこれも鉄道扱いで、18きっぷで乗車できます。

電光掲示板にも表示されていますね。のりば「駅前」なんて表示が出せるんだ。

駅前からこのバスに乗車。ふらのバスの運行です。

サホロリゾートへの送迎バスも兼ねているので、サホロリゾートと根室本線の各駅に停車していきます。

狩勝峠は霧の中...

落合駅に到着。まだ「運休」のはずなのですが、実はもう災害復旧せず廃線にすることが決定しているため、駅構内や線路は草ぼうぼうでした。

「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地、幾寅駅。

映画で使用された「幌舞駅」のセットが残されています。

運休かつ廃止予定区間の踏切はこんな感じでした。まだマシな方かな。

東鹿越駅で本物の鉄道に乗り換えです。

タラコ色のキハ40単行でした。滝川駅行きです。

橋でダム湖の「かなやま湖」を渡ります。この区間も廃止になるのですね。新得駅(正しくは狩勝トンネル内の石勝線との分岐点)〜富良野駅が廃止予定です。
残りの富良野〜芦別〜赤平〜滝川、の区間も季節により特急が走るものの、普段は気動車が1両ですから決して安泰ではないと思います。札幌行きは高速バス、ローカル輸送は運行頻度が高い路線バスが走るので、本数も少ない鉄道は使いにくい(旅程組んでて痛感した!)と思います。
さて、滝川で乗継時間が十分すぎるほどあり、何かないかな?と探していたら見つけましたよ。グライダーの飛行体験。
実は道内2日目に予約していたのですが、前述の通り大雨の日でこの日の夕刻に変更してもらっていたのです。しかしこの日の天気は下り坂。滝川駅到着時に電話を入れてみると、いま来てもらって大丈夫とのこと。急いで向かいました。
手続きをして機体のところまで車に乗せてもらい、グライダーに乗り込みます!

もちろん乗せてもらうのは後部座席です。

飛行機で上空まで曳航してもらいます。

これが待っている状態。傾いているのは、グライダーの車輪は1列しかないんですね。出発時には翼が水平になるようサポートしてもらいます。

前方の眺めはこんな感じです。パイロットの方に解説してもらえます。

曇天ですが、上空からの眺めは気持ちいい!そして飛行機に比べてとても安定しているように感じます。
無事着陸、まったく怖さはなく楽しい空の散歩でした。

終了後に格納庫を見学。「スカイミュージアム」となっていますが、シーズン中は無料で開放されているようです。

滝川市内のイタリア料理店で昼食。庶民的な価格で、味の方も美味しかったですよ。
この予定変更で、留萌に行ったあとグライダー体験だったのが、体験後に留萌に行くことになりました。
できれば留萌で時間を取りたいので、バス(高速るもい号の下道区間)で留萌にいくことにしました。
しかし、
タクシーが当たったかどうかもわからない程度にバスに追突。
そもそも本当に追突したのか?警察が来て事情聴取、すぐ代車のバスがくるという話を聞いていたのに、実際は40分以上遅れて発車。

留萌では即折り返しとなりました。キハ54の単行です。

峠を越え、田園地帯を走り抜け、深川に到着。
普通列車で岩見沢へ。岩見沢に宿をとったのは最終日の朝に室蘭本線に乗る予定だったからです。
夕食は中華料理店へ。

チャーハンをいただきました。
翌日は新千歳からスカイマークで神戸空港着。
新千歳空港で飛行機を待つ時間に空港で松尾ジンギスカンのジンギスカン丼を食べたのですが、
ラムでなくマトンのせいか羊好きな私でもあまり美味しいとは思わず、そして子どもも同意見。
2年前に札幌の店舗で食べたラムの盛り合わせはとても美味しかったんですけど、空港のマトン丼はちょっと期待はずれでした。
ジンギスカンはタレの味の染み込んだ野菜が美味しいのですが、ご飯の上はほとんど羊肉のみだったからかもしれません。
もっと野菜を!