9月25日に子どもと安土城に歴史散歩に行った帰り道。ちょっと時間が早めだったので、石山から京阪石山・坂本線、大津線〜京都市営地下鉄東西線経由で京阪三条へ。乗り継ぐ阪急京都河原町まで1キロほどなので、これも社会見学と先斗町を歩き、「ぽち」京都店に寄って帰った。そこで見つけたのがワゴン品(ケース無し)学研製のキハ55M車だ。
第1希望のバス窓ではないが、1500円とかなり安かった。試走してみると、走りがスムーズとは言い難い。だから安いのだろう。メンテナンスすれば許容範囲になると見て購入。
それを1ヶ月以上も放置していたのだが、本日やっと整備することができた。
車体は今風のはめ込みで簡単に外せる。通電関係がちょっと特殊で、プラ台枠の上にベークライトのプリント基板が乗り、さらにその上に駆動部+ウエイトが乗るという独自の構造だ。メンテナンスは容易な方だと思う。台車の外し方も今風に、少し一方にずらして引き抜く方法だが、集電板の一部が板バネになって台車の上に伸び、プリント基板に接して通電しているという、これも独自の構造になっている。
台車を分解して車輪や集電部をメンテナンスする。ただ、この車両はあまり汚れていなかった。中古のM車はユニクリーンオイルの差し過ぎが多いのだが、この車両はややグリス切れ気味だった。走行が滑らかでなかったのは、走行抵抗が大きかったからのようだ。
お店の人がやるように、一応車輪をピカールで磨く。しかし、一つだけ色が違うのがあるので、かなり汚れているのだろうとしつこくこすっていたら...
何か切れたぞ?
.....
あっ!これゴムタイヤやっ!
透明なんや...
と、ゴムタイヤを破損してしまった。これはマズイ。どうも同じ車軸の反対側もゴムタイヤのようで、そちらは心を入れ替えて丁寧に扱う。同じ車軸で両側もおかしいので、前の所有者が他の車軸と入れ替えたのだと思う。
しかし、このままでは走行に支障が出るので、既存品で代用できないかと探すと、トミックスのφ6.2mmが使えそう。
こうなりました。

左側の車輪も(無色透明の)ゴムタイヤがついている。
ギヤにグリス、接点部に接点グリスを少量塗布し組み立てる。最初は動かなかったが、高速で4〜5週させるとグリスが回ってきたのか比較的スムーズになった。低速は効かないけどね。
posted by malay at 00:54|
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鉄道模型(車両)
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